ビックカメラがコジマを買収すると発表が有った。
一時は電化製品の売り上げNo1を誇った、家電店のコジマが買収される訳で有る。
家電販売店は、郊外では軒並みに増え、我が家の近くでも数多くあり、週末は安売り合戦を繰り広げている。
家電販売店の変遷も激しい。


以前は町には数多くの電気店が有り、大型のデパートではどこでも電化製品売り場が有った。
そして、少しでも安く買いたいと思えば、東京では秋葉原に行ったものだ。
今はデパートでは殆ど電化製品売り場は無くなっている。
秋葉原も専門店は残っているものの、老舗の大型電気店は殆ど無くなってしまった。


一方でコジマ、ヤマダ、ケーズは栃木、群馬、茨城にそれぞれ本社が有り、東京に向かって店舗を展開し、今や首都圏を席巻してしまった。
ヤマダは家電製品売り上げ日本一の地位まで築き上げた。
今回のビックカメラの買収で、家電販売店の苦しさが見えてきた。
これは、販売店だけでなく製造メーカーも同じように苦しんでいる。
苦しみは販売店以上で、家電メーカーは軒並み赤字になっている。


日本の家電メーカーの数は、今や多すぎるのでは無いかとまで思う。
販売店と同じように、再編する時期に来ているのではと考える。
出来れば国内メーカー同士で再編されるのが、海外への技術流出が無くて良いのだが。
大手銀行と言えども再編を重ね、財閥を乗り越えてまでして今の形になっている。


電機メーカーでは、三洋電機がパナソニックに吸収された後、白物家電は中国のハイアールに売却された。
三洋電機の白物家電は定評が有ったが、今は中国のブランドになってしまった。
しかし、国内には同じような電化製品を作っているメーカーがまだまだ多い。
テレビ等何処のメーカーも出しすぎ、37インチの液晶で3万円台だ。
テレビは1インチ1万円を切れば爆発的に売れると言ったものだ。
我が家の液晶は37インチであるが、買った当時の値段は50万円を超えていた。
今や10分の1以下だ。


これでは、電機メーカーは殆ど利益はでないであろう。
逆に白物家電は洗濯機、冷蔵庫など価格はそんなに下がってはいないようだ。
日本では、色々な機能が付きそれを好んでいる。
ところが日本の冷蔵庫を海外の後進国で売ろうとしても、そんな付加価値は望んでいない。
冷蔵庫は冷えればそれで良いし、中身を盗まれないため鍵が必要とも言う。
日本ではそんな要請は余り考えないが、それを海外にやってのけるのがサムスンらしい。
海外では日本の家電はあまり評判は良くないようである。
ネームバリューだけで商品を買ってくれる時代は終わったのかもしれない。


企業の再編は多く見られるが、電機メーカーは少ないように感じる。
得意分野に資源を集中させないと、共倒れになる可能性も大きい。
日本の企業が同じように苦しくなって、海外のメーカーに買収されるのは忍びない。
体力のあるうちに再編し生き残るのが良いと思うが、そんなに簡単では無いのだろう。


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