石原知事が尖閣諸島を東京都が買い取ると発表し話題となっている。
石原氏らしい痛快な話である。
政府は昔から購入を希望していたようだが、地主は政治家と会うのが嫌いらしく、今まで折衝さえ出来なかったようだ。
しかし、民主党の尖閣に対する最近の防衛政策の危機感から、自民党の山東議員の仲介で石原知事と会い石原都知事の信念に共感し、売却を決めたようだ。


政府は昔から日本国土で有りながら、尖閣への一般人の上陸さえ拒否している。
そのあいまいな及び腰の態度が、中国の格好の主張の基ともなって来たようにも思う。
今回も早速中国は無効だとか言って、騒ぎ始めた。
相変わらずと言ったところだが、日本の領土だから当然中国の法律は及ぶはずがない。


中国は南沙諸島の様に、軍艦を配備し占拠し実効支配をしたいと思っているだろう。
フィリピンやベトナムが領有を主張する南沙諸島は、一方的に中国に占領されてしまった。
フィリピンはアメリカ軍の国外移転を求め、アメリカ軍が出て行った為に今や全て自国で守るしかない。
結局自軍では国土を守り切る事が出来ず、ベトナムも軍事力が無いため、南沙諸島周辺部では中国軍艦の妨害を受けたり銃撃されたり、漁民も大変なようだ。


日本も多分自衛隊のみで有ったら、完全に占領されているだろう。
中国も自国の領土と言いながら、領海ぎりぎりか少し侵犯する程度でいまのところは出てゆくようだ。
アメリカが尖閣も安全保障の対象だと言っているので、中国もアメリカを巻き込むトラブルは避けているのだろう。

アメリカにしてみても尖閣は沖縄返還で日本に返し、射爆場として地主とも賃貸契約をしており、当然日本の領土として認めている。
沖縄のアメリカ軍が結局日本の国土を守っているとも言えるし、アメリカ軍が海外移転すれば侵攻してくる恐れは十分に有る。


中国は北朝鮮と同じく常識が通じない国なのだ。
盗みの技術は今や世界一。
世界中の国家や企業のコンピューターに入り込み、情報や技術を盗むのは朝飯前だ。
企業に人を送り込み資料や技術を盗み取りする場合も有る。
下手をすると、既にすべて筒抜けの防衛システムや、企業技術となっているかも知れない。
そして盗み得た技術や知的財産は恥も外聞も無く、公然と自分達の物と正当化してしまう。


日本がのんびりと構えていると、尖閣を武器で奪い取る強盗に変身するかも知れない。
そして奪い取った島々を世界中に自分たちのものだと、宣言するだろう。

そうならないためにも、この問題をうやむやにせず、毅然と実行支配を明確にしておかなければならない。


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