先日友人と飲む機会が有り、その中で福島原発の事故が話題になった。
その方はアメリカ、ドイツ、オーストラリア等に友人を持っているらしい。
事故時、その友人達から自分たちの家に避難して来るように、何度もメールが届いたらしい。
しかし、本人は原発から相当離れており、心配無いとメールを返し結局は避難しなかった。

事故時に海外の友人からは原子炉は溶融しており、非常に危険とまで言われたそうだ。
まだ事故が起きて間もない時、飲みながら話した時も、海外からこんなメールが来ていると話が有ったのも覚えている。
その彼は、当時海外の情報を片っぱしから集め、既にメルトダウンは起きていると言っていたが、自分も含め回りの連中も国内の政府や報道からはメルトダウンは起きないと言い続けた。

東京の海外大使館は大阪や海外に避難。
アメリカを始め、海外の大使館は自国民に対し、何十キロ或いは何百キロ外に出るように避難命令を出した。
日本では発電所の水素爆発による直接的被害を想定しての、周辺市町村の避難命令のみだった。
しかし、現実はメルトダウンしており実際は危機的状況だったとも言える。

なぜ海外ではこの様な事が言われているのにも、政府は海外の情報を無視してきたのだろうか。
東電や原子力保安院のたよりない情報を信頼しきってしまったのか。
大体この発電所はアメリカのGE製で、状況は日本よりアメリカが詳しいはずだ。
なぜアメリカに直ぐに協力を求めなかったのか、未だに不思議でしょうがない。

アメリカに対し砂を入れたらどうかと日本が問い合わせをしたとか言われている。
アメリカは水、水、水と叫び続けたようだ。
当然専門家が問い合わせているだけに、日本の素人さにはさぞや驚いた事だろう。

いずれにしろ、消防、自衛隊、警察、そして現場職員の決死の努力で取りあえず、当面の危機は脱した。
その後、放射能汚染に対する恐怖が始まった。
海外では特に恐怖心を持って見られている。
日本でも恐怖心を持つ人もいるが、意外と冷静とも言える。

たぶん日本ほど放射能の恐怖を味わっている国は少ないとも言える。
原爆の投下、原爆や水爆の実験、JCOの臨界事故、そして今回の原発。
医療においても必要以上のレントゲンやCT検査。
まるで放射能の人体実験場のようなものだ。
そして、いつのまにか他の国よりも放射能や放射線に対し、自分も含め免疫が出来てしまったのか。

TOMのブログ