福井県の若狭湾には敦賀発電所、美浜発電所、大飯発電所、高浜発電所など14機の原子力発電所が集中している。
この地域は1586年に天正地震で、山の様な大津波が発生したとの史実が残っている。
関西電力等の電力事業者が、この地域をボーリング調査をした結果、1586年の地層には大津波の痕跡は見つからなかったと、経済産業省原子力保安院に報告するそうである。

しかし、何で調査報告するのが直接の利害関係者であるのだろうか。
保安院もその報告書を審議するそうだが、利害関係者だけの資料で審議が出来るのだろうか。
福島で大変な思いをしているのに、全くやり方は事故以前と同じだ。
この地域で福島と同じ事故が起きたら、琵琶湖を水源としている地域つまり関西はほぼ全滅だ。

何で第3者である学者等に調査を依頼しないのだろうか。
ボーリングした場所も、皆が納得できる場所だったのだろうか。
何か所掘ったのだろうか。
この調査の目的は天正大地震の史実の検証の為なのか。
他の原子力発電所の場所は史実が無いからと言って大丈夫なのか。
全てに疑問だらけだ。

兎も角、電力会社も保安院も絶対安全と言い続けた発電所が、大事故を起こしたわけである。
立地場所全て徹底した調査が必要である。
津波に対しては、発電所は全て海岸沿いに有る以上、何処も襲われる確率は非常に高いと思う。
山と海に囲まれた場所は山崩れや、海岸の沈下も考えられる。

電力会社、保安院、国が発する情報には全て信頼が無くなっている。
今稼働している原子力発電所でもトラブルが相次いでいる。
自分自身は原子力発電所を否定するわけでは無いが、こんなに信頼が無くなっている以上、全てに万全を尽くし最悪の自体にも対処出来る体制が出来てこそ、稼働すべきと考える。

古い原子力発電所や事故対応の難しい原子力発電所は思い切って停止し、廃炉にすべきである。
そしてクリーンエネルギーへの転換を推し進めるべきである。
北海度は風力発電の電力を買ってもらえないとも言う。
全てが電力会社の思惑で動いているだけである。


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