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Take it easy

サッカー(主に京都サンガ)の話なんか。

あけましておめでとうございます。
本年も当ブログをお願いします。

京都サンガが見事に天皇杯決勝の舞台まで勝ちあがりました!
応援しているチームが1月1日に国立で試合を出来ることを素直に喜びたいです。

会場の国立競技場は満員御礼。
京都サンガ、FC東京のサポーターだけでなく、
近隣のサッカーファンが集まっているんでしょう。
いつものリーグ戦の雰囲気とはまた違った感じで、皆でお祭りを楽しんでいる感じです。

$Take it easy

という訳で、ファイナリスト達の紹介です

【京都サンガのスタメン】

  宮吉 ドゥトラ
    充孝   
 中山    工藤
    ウヨン
福村 森下 安藤 弘堅
    水谷

出場停止の秋本の代わりに安藤、右SBに弘堅。
ウヨンが復帰。

【FC東京のスタメン】

   ルーカス
谷澤  羽生   石川
  高橋  梶山
椋原 今野 森重  徳永
    権田
こちらはベストメンバー

【得点者】
中山 博貴[13分]
     [15分]今野 泰幸
     [36分]森重 真人
     [42分]ルーカス
     [66分]ルーカス
久保 裕也[71分]




完敗だったと思います。
東京は強かった。

東京の策としては、
前からのプレスを抑え目に、守備ブロックをまず固めてからのカウンター狙い。
サイドに人数を掛ける京都に対して、
今野、森重、権田の守備力を信頼して逆サイドの選手は守備には参加させず。
そしてボールを奪うとまずサイドを変え、サイドバックの選手も駆け上がり、
カウンター時のサイドでの数的優位を作ろうとしていました。
それはサンガに対する対策としては効果的でした。

でも、

1失点目は、京都の選手はショートコーナーにまったく対応できていませんでした。
3失点目は、DFラインを整える前にゴールキックを蹴ってしまった。
京都守備陣のちょっとしたミスをルーカスは逃しませんでした。

ほんの少しの所での隙が京都にはあったんですね。
そういう所を突き詰めているのが勝利するチームなのかなぁと思います。


サンガの選手達・・・
天皇杯でも自分達のやっているサッカーが十分に通用することを示してくれました。
点差が開いた時でもプレーがぶれることは無くて、
キツイ守備の場面でもみんな必死にボールに向かっていったし、
点を取りに行く姿勢も失っていなかった。
途中出場の久保のゴール・・・君は一体どれだけの力を秘めているんだ(´;ω;`)
決勝の舞台で今だせる力を全部出し切れていたと思います。

秋本が出場停止でなければ・・、もっと休養期間がとれたら・・とか、
という要素もあったけれども。
ここまで勝ち上がって来た事を自信にして欲しい。
準優勝。
誇らしい俺たちの京都。

それでも、
力を出しきっても超えられない壁があること。負けたこと。
悔しいです。
スタンドから表彰式を見ていて、さらにその気持ちがこみ上げてきます。




「天皇杯準優勝よりもリーグ戦7位という結果を忘れないようにしたい」
インタビューでそう答えた選手がいたそうです。

自信と悔しさ。2つの気持ちを胸に。
すぐにチームは始動します。

おそらく来季のリーグ戦は昇格候補のチームとして、
より一層研究され弱点を突かれるような厳しい戦いを仕掛けられると思います。
その相手をさらに乗り越えられるようなサッカー。
これが出来るようになったら、
J1でも通用するサッカーになっているのでは無いでしょうか。


ユースから才能豊かな選手達がトップに上がる。
今の若い選手がどこまで力を伸ばせるのか。
年代別代表での活躍。
などなど。

来シーズンのサンガも楽しみです。
じゃ。またね!


どちらのチームもリーグ戦では昇格争いに関わらなかったが、
天皇杯では共にJ1のチームに勝ち、ジャイアントキリング達成。
勢いにのる2チームが等々力にてベスト4を掛けて戦いました。


京都のスタメン

  宮吉 ドゥトラ
    充孝   
 中山    工藤
    ウヨン
福村 森下 秋本  安藤
    水谷

【交代選手】
中村 充孝 → 加藤 弘堅 85
森下 俊 → 内野 貴志 90+2

【得点者】
ドゥトラ[40分]

リーグ戦と同様に京都にとっては厳しい試合になりました。
湘南は、というより反町監督は文字通り知力を尽くして
京都を研究し勝負を挑んて来ました。

京都の攻めに対して、
湘南のディフェンスは3バックを中心に人数を掛け
不用意に飛び込まずスペースを埋めることを優先。
ボールを奪うと逆サイドのスペースに2シャドーの片方が大きく開き、
サイドチェンジのボールを出して1対1を狙う。
弱点を的確についてこようとしていました。


それでも序盤のペースは京都。
ボールを持っていない選手の動きもよく、パス回しは安定していて、
前からのプレスで湘南のミスを誘いチャンスを作る。
けれでも時間が経つにつれ、湘南の守備陣は京都のリズムに慣れてきて、
ボールは回るけれども宮吉、ドゥトラに決定的なチャンスは訪れず。
といった嫌な展開に。

その中で大事なのはセットプレイ。
ウヨンのCKから秋本の折り返しをドゥトラが無理やり押し込んでゴーーーール!

自分は観戦中にあんまり派手に動いたりする方じゃないんですが、
このゴールの時に思わず立ち上がって喜んでしまいました。
それだけ嬉しかった。
綺麗なゴールとは言えないけれど、
厳しい展開の中から生まれた先取点。心の底から欲しかった一点。



そして後半へ。

湘南の狙い通りに繰り返し出されたサイドチェンジのボールに対して
全体の陣形を動かされ続けた京都は運動量が落ち始める。
前からのプレスを掛けられず、
ボールを奪っても後ろから上がっていけず、
有効なカウンターを仕掛けられなくなりました。

ペースは湘南。

それでも京都のDF陣は素晴らしかった。
ここを抜かれたら絶対ダメっていうようなギリギリの場面を
みんな集中して守ってくれた。
特に水谷。
あの2つのビッグセーブとチームを鼓舞する姿は
サポーターの記憶にずっと残るでしょう。


京都と湘南。J2同士の対決。
サッカーのレベルとしてはどうなのかは解らないけれど、
どちらのチームも勝利に対しての強い執念を見せてくれた。
緊張感のある痺れる試合でした。
遠く等々力まで見に行って良かった・・



これで京都はベスト4。相手は横浜Fマリノス。
ここまで来たらカテゴリの差は意味を持たない事でしょう。
現時点でどちらのチームが強いのか。唯それを決めるだけ。

国立行ってきます!



明日はもう田原豊カップin天皇杯という事なので簡単に。

キックオフ直後、ボールを一度も触れずにシュートまで持っていかれた様に
序盤は鹿島の興梠、大迫、本山を中心とした、巧みな動き出しと個人技に
全くついていけずにピンチを多発させることになった。
しかし、GKの水谷、DFの森下を中心になんとかギリギリで凌いで失点を防ぐ。

しばらくすると相手の動きに慣れて中盤のプレスで相手のボールを奪う場面も増える。
サンガは持ち前の人数を掛けたショートパスでディフェンスを突破する場面も。
宮吉の裏への動き出しをチーム全員が意識するようになり、
いつもよりも単純に使おうとしていたのが良かったかな。
お互いチャンスを作りつつ前半を終了。

後半も一進一退。
戦前の予想ではこれだけ互角に勝負できるとは思っていませんでした。
アントラーズ、柴崎のビッグチャンスを防いだ直後、
ウヨンのスルーパスを宮吉が見事にコントロールしたシュートで見事なゴーーール!
その勢いのまま、アントラーズの左SBアレックスを狙った攻撃で何度も
チャンスを作るもゴールならず。
ほんとここ惜しかった。2点目取れたら一方的な試合になっていたかも。

終盤、アントラーズに何度も際どい場面を作られるも、
サンガのDFはギリギリまでボールに寄せ、コースを狭めたシュートを水谷がセーブ。
結果論になりますが、田代が居なかったり、本山が途中で交代したり、
鹿島の攻撃陣がそろって無かったのはラッキーでしたね。

そのまま1-0でサンガの勝利!!!!
ジャイキリ達成!!!!

試合を見てのサンガの印象としては
J2のリーグで連勝してきた自信とプレーをそのままぶつけて勝ちました。


危なっかしさと紙一重で全員が前へ前へと相手にプレスを掛けて、
攻撃の意志を持ち続けて得た勝利は
9年前の天皇杯アントラーズ戦を思い起こさせるものでした。


明日はベスト4を掛けて湘南と対戦。
等々力に行ってきます!!!