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Take it easy

サッカー(主に京都サンガ)の話なんか。

開幕戦アウェーの湘南戦を落とし、
優勝を狙うサンガにとって、ホーム初戦は大事な試合になりました。
2戦目でこの対戦はお互いにとって嫌だったのではないでしょうか(笑)

天候は雨。さらに3月にも関わらず猛烈な寒さ。
そういうば去年のホーム開幕戦も凄い雨が降りましたね・・・・

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【選手交代】
・サンガ
中村 → 倉貫 70
久保 → 原  73

・ジェフ
伊藤  → 田中 62
佐藤健 → 久保 72
大岩  → 町田 90

【得点】
中村[60分]
原 [90分]  

千葉の攻めはラインを高く上げ、藤田に一度当ててからサイドに展開。
サイドバックが積極的に上がりクロスをあげる。
深井は自由にポジションを変え、変化をつける役割。

サンガにとっては、藤田の様な大きいFWには手を焼きます。
前線の起点を作られ何本もクロスをあげられました。
それでも失点しなかったのは、
クロスへの対応を修正出来たこと。
こぼれ球に対する反応が良かったこと。
よく集中していました。

前半はジェフのプレスがきつかった事もあって、
中盤でボールをなかなか繋ぐことができずにサンガらしさは出せず。
2トップの裏狙いからチャンスを作ろうとしていましが、
千葉のDFラインは裏のスペースへの対応は上手かった。
何度もオフサイドをとっていたし、カバーリングも早い。
それができるからラインを高く上げれるんでしょうね。

久保も宮吉もまだ少し焦ってる感じはありますね(笑)
狙っているプレー自体は良いから、後はホントにシュートを決めるだけ。
すぐに結果もでると思う。


後半。
ジェフの出足が遅くなって、パスが繋がるようになり試合のペースはサンガに。
先制点は中村。SBの外側から裏に抜け出す動きに工藤のパスがぴったりあって、
落ち着いてGKをかわしてゴール!

その中村に代わって、倉貫。
大木監督はこの試合に絶対勝ちたいんだって思いました。

点を取ってからはさらにサンガのペース。
安藤と福村が前へのプレッシャーに参加出来るようになって、
苦し紛れのボールをDFの選手がカットするという勝ちパターンとも言える展開に。
カウンターを受けても、中山や工藤やがしっかり帰ってきて守備をする。
二人の運動量の多さと守備意識の高さは頭の下がる思い。

そして、ロスタイムに原一樹のゴール!
勝利を確信できる2点目。おめでとう!




この日のCBはバキの怪我で出番が回ってきた染谷。
見事にチャンスを物にしました。
キャンプで見て良くなってるとは思っていましたけど、
相手との競り合いに対してずいぶん力強くなっているし高さでも勝負できてる。
プレッシャーを掛けられても、安定してウヨンにボールをつなげられるのは大きいですね。
今のサンガのサッカーをやるためには大事なプレーです。

ウヨンは試合勘が戻ってきてる。前の試合に比べてボールを失う事も無くなっていた。
2,3試合こなしたらまた去年のように決定的なプレーをできるようになるんじゃないでしょうか。
オリンピック代表の試合もあるけど、なんとかコンディション整えて欲しい。


厳しい内容でしたけど、ホームの大事な試合を勝つことができました。
前節には無かったサンガらしさも取り戻しつつあるし、
次節のホーム熊本戦も良い試合をして勝って欲しいです。
2トップに早くゴールを(笑)


今年もJ2リーグが始まりました。
サッカーのある日常を皆で楽しみましょう!

スカパー観戦です。
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【選手交代】
・サンガ
バキ → 内野 52
宮吉 → 長沢 81

・ベルマーレ・
馬場 → 古橋 73
高山 → 坂本 81
古林 → 宮崎 85

【得点】
中山[31分]
  [37分]  岩上
  [90+1分] 菊池


京都サンガの初戦は逆転負けという結果になりました。

固かった…ですね。
ハーフタイムになって引き上げて来る選手たちが一様に表情を失っている。
同点になっただけ、まだ後半45分残っているのにどうしちゃったの?
素直にそういう気持になりました。

全体的にミスをする場面では無い所でのミスが多かった。
予想していない所でボールを取られるから、
攻撃から守備に移った時に一人目が寄せるディフェンスが出来ずに、
カウンターを受けて全体が一斉にゴール前に戻る回数が多くなりました。
体力を消費して全体が間延びし、お互いカウンターの掛け合いになる展開。

自分が気になっていたのは責任逃れのパス回し。
ボールを受けて前を向く、当然相手も寄せてきます。
ボールを大事にしようとしてなんとなく安全な方向に、
とりあえずSBやCBにボールを回す。
一見安全な様に見えるけれど実は状況は悪化している、
そんなシーンが多かったように思います。

大木監督のハーフタイムでの指示、「迷ったら横ではない、前だ!」
そういう事だと解釈しています。

湘南の3バックの出来が良くて、
特に遠藤がゴールキーパーをかわした久保のシュートを止めた場面。
開幕から素晴らしいプレーを見せてもらいました。
久保と遠藤、2年前のJユースカップで対戦していましたが、
プロになってからも遠藤は久保を抑えきりました。
共にU-19の代表選手、お互い意識しているでしょうね。
次の対戦が楽しみです。


結局ロスタイムに点を取られた訳なんですが、
試合を通して全くダメだったか、という事は無くて、
勝敗に関してはどっちに転んでもおかしく無かったし。
宮吉、久保がチャンスに決めていればという試合でもありました。


J1への昇格、さらにj2リーグの優勝のために
相手がどれだけ良くても、エースの二人には結果を残すことを求められます。
今までの試合ではない種類のプレッシャーですね。
その影響はたしかに大きいだろうけれど、
きっと乗り越えてくれるだろうし、乗り越えることを信じています。
そんなにやわな選手じゃない。



一つの負けで下を向く必要なんて無い。
切り替え切り替え。
次の試合ではもっと良いプレーをして、
リーグの最後に笑ってピッチに立っていれば。
そういう事です。





杭州緑城との試合に引き続き、ジュビロ磐田との練習試合が行われました。
練習試合とは言え、J1のチームを相手にできるのは貴重ですね。

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このTMは前後半35分ハーフの試合でした。
サンガのスタメンです。この11人が主力と考えて良いでしょう。
   久保  宮吉
 中山        工藤
   中村  内藤 
福村 バキ  秋本   安藤
     水谷

交代選手
安藤 → 駒井  35分
内藤 → 倉貫  55分 


日本代表に選ばれ話題沸騰中の久保の3ゴール。

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一点目。中盤のプレスで奪った後のショートカウンターの場面。
フリーで前を向いてドリブルする工藤。宮吉、久保の2トップが裏を狙う。
工藤のDFラインのギャップをついたパスに反応して
裏に抜け出した久保はキーパーとの1対1をなんなく決める。

こんな美味しい場面を工藤と久保が逃す訳ありませんね。


Take it easy
2点目。宮吉がサイドに開いたボールを受けた場面。
久保がDFラインの大外からカットインする動きに
ぴったり合わせた宮吉の裏へのふんわりとしたパス。
裏をとった久保がキーパーとの1対1を決める。

3点目はPK。
ペナルティーエリア内でのハンド?だとは思うけれど、
ジュビロの選手が一斉に「なんで!?」と言っていたので、
微妙な判定だったんでしょう(笑)
PKは左上隅。


続いて試合の感想。例によって練習試合なので箇条書き
・サブメンバーとは攻守の切り替え、次のプレーの選択、
 といった判断の速さで差がついている。1.5倍速。
・中盤の4人のポジションは流動的。3人がボールに近寄り、
 残り1人はDFラインの前をカバーする。
・決まった選手が守備を担当するわけでは無い。
 カバーに入るべき選手を知らせるために、
 DFライン全員に加えて水谷による必死のコーチング。
・アンカーというDFライン前の守備を中心に考えるポジションは無くなっている。
・中盤4人のパスワークのクオリティがとても高い。
 内藤洋平いつの間にこんなに上手くなったのか。
・安藤と福村の両SB、相手のサイドを変えるボールに対して常に注意していて、
 ボールがでた瞬間にプレスを掛けに行く。とても反応が良い。
・福村はボールを持った時にすこし焦りすぎ。クロスを簡単にあげてしまう。
・新加入選手の中で唯一スタメン組に入ったバキ。
 1対1に強くて、パスの技術もまぁまぁ。
 まだ自分のスペースを気にして思い切りよくボールに寄せられてない。
・久保と宮吉、二人の連携が良くなってる。2点目は震えた。
・宮吉は中盤のボール回しに加わり、守備にも良く帰ってくる。
 FWとMFの動きを半分づつ。
・久保は前線に残りひたすらゴールを狙う。
・駒井、トータル105分出場(笑)


・ボール近くに密集状態を作った時の優位は圧倒的。
 パス回しも奪われた瞬間の取り返す動きも。
・小さい場所でのパスを回している囲みの外側で
 裏を狙って走り込んでいる選手が居るのが良かったと思います。
・サンガのチャレンジ&カバーの守備が良く、
 後半途中までシュートを打たれてませんでした。点はとられましたが。


試合を通しての感想。
ジュビロはスタメンとサブの半々づつのメンバーでまだ手探り状態という感じ。
丁寧に後ろからボールを繋ごうとして、サンガのプレスにはまる形となりました。
サイドチェンジ連発や前線ロングパスを放り込むといった、
サンガにとって嫌な攻め方は仕掛けて来ませんでしたね。
そこが練習試合という感じがします。

サンガの方では、
ウヨンが合宿に参加できていないこともあって新しい中盤の守備を作ろうとしています。
いわゆる中盤の潰し屋と呼ばれるタイプの選手が居ないので、
どこまでこのやり方が通用するのかは公式戦が始まって見ないとわかりません。
それでもMFの選手達の技術、判断スピード、運動量は素晴らしいです。
印象に残ったのが内野、内藤、福村。こんなに上手かった?


去年の今頃と比べて、大木監督に鍛え上げられた選手は大きく成長していますね。