サンガの選手を語る 2011年版 第10回 FW編その2 | Take it easy

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サッカー(主に京都サンガ)の話なんか。

第10回。FWの残り全員書いてしまいましょう。

◯ハウバート・ダン
主に試合を終わらせるための途中交代での出場。
練習での彼の様子を見ていると、
ツータッチ限定とか次にボールを回す相手を限定
といって何か条件をつけると、とたんに動きがぎこちなくなってしまう。
これまで頭を使って考えてサッカーをするということが
無かったんだろうなと思います。
そういった指導者に出会うことが無かったのかと思うとちょっと可哀想な気がします。
近くで見ると本当に身体が大きい。試合で使ってみたくもなる。
でもちょっと本人が持て余し気味。バランス悪いのかなぁ。



◯駒井善成
去年のサンガユースのエースプレイヤー。
ユースではFWでしたが、トップチームに上がってからは
MFとしての出場が多くなりました。
ユースでの彼のプレーは、スピードと俊敏性を生かしたドリブル突破を武器にしていました。
大木監督はその特徴を中盤でのプレスを掛けることに使おうと考えたようです。
その起用は効果的であった場面もありましたし、判断の悪さから守備の穴になることもありました。
その辺りはまだまだ修行中と言ったところかな。

中盤でボールを奪い取った後のドリブルからのシュートは目を見張るものを持っているし、
FWで使っても良いかと思うんですが、
本人は中盤での自分の役割を果たそうと頑張っているし、プレーの幅も広がりそうな気もします。
ユースではホントにドリブルばっかりでしたからね(笑)

他にも彼の強みとして、ユースで勝ちまくっていた経験からだと思いますが、
試合の勝ち方と言うのを知っていますね。賢い選手だと思います。

自分がユースを見始めた時に一番目立っていた選手だったので、
トップチームに上がってからも注目してみてしまいますね(笑)
お気に入りの選手の一人です。



◯キム・ソンヨン
ご存知の通り、今年で契約解除ということになりました。
大卒3年目で今年の様な出場数ではしかたの無い事かもしれません(´・ω・`)
得点はどれも印象に残るもので、勝利に結びついたものも。

というように過去の話しをしてしまうくらい今年は記憶に残ってないのです・・
大丈夫かな?ちょっと心配になります。
まだまだ終わりにするには早い。頑張って欲しい。



◯久保裕也
2種登録の選手ながらチーム最高の10得点を叩き出した、もう一人のエース。
「現役高校生」という枕詞は彼にはもう失礼だろう。

前を向いたら必ずゴールに向かっていく気持ちを持っていて、
左右両方の足で強いシュートを打てる。
FWらしいFWですね。
ほんとにシュートが上手いです。ボールのインパクトの上手さと言うのでしょうか。
他の選手のシュートとはボールの弾道が違います。
シュート以外に、もう一つ武器を身につけることが出来れば、
リーグで無双しちゃうんじゃないでしょうか?
でももしそう無ったら海外のチームに行ってしまいそう(笑)

残念だったのは、宮吉のケガ、久保の代表招集と
二人がそろってピッチに立つことが少なかったことでしょうか。
お互いを意識した動きがあまりできていなかったので、
そこの所が来シーズンの伸びしろであると自分は考えています。

久保のコメントを読んでいると、もっとずっと先を見ているように思います。
どこまで高みに上り詰めることができるんでしょうね?
楽しみに思うし、いつかチームを離れるんだろうなっていう寂しさもありますね。

久保が見れるのは今だけ!だよ(b´∀`)ネッ!




◯中村充孝
トップ下での出場が大半。
持ち前のキープ力を生かしたプレーは健在だった。
けれでもキープできるが故に、ボールを貰いに行く動き、
DFの裏に抜け出す動き、などなど運動量が少なめ。
一時期スタメンからも離れてしまった。

そして4バックに移行してからは、
周りを中山、工藤、ウヨン、に守られる形でスタメンに復帰。
その試合では、見事なフリーランニングを見せ2ゴールの活躍。

一歩成長したって感じがしますね(*´ω`*)

前線で相手に囲まれた狭い場所でもキープできるというのは、
チームの戦術を左右する大きな能力だし
さらにボールをフリーで受ける動きを
身につけつつ有るのは喜ばしい成長ですね!(欲を言えば、もうちょっと守備も(笑))

プレーの落ち着きとかそれ以外の立ち振る舞いから、
すでにベテランの風格を持ちつつあるけれどもまだ20歳である(笑)
それが彼のプレーの力の源なんでしょうね。