6/27四国電力が株主総会 | 伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

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私たちは、伊方原発の再稼働に反対することを一致点とする若者のネットワークです。私たちのよびかける行動には、若者に限らずどなたでも参加できます。

特に、10ページからの株主提案議案はおもしろいと思います。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20180627/8030001250.html

 

四国電力の株主総会が27日、高松市で開かれ、広島高等裁判所の仮処分の決定で運転を停止している伊方原子力発電所3号機について、経営側が決定取り消しに取り組む考えを示したのに対し、一部の株主からは、原発の安全性を疑問視する意見などが相次ぎました。

四国電力の株主総会は、27日午前10時から高松市にある四国電力の本店で開かれ、220人余りの株主が出席しました。

総会では、経営側が、広島高裁の仮処分の決定で運転を停止している愛媛県伊方町にある伊方原発3号機について「最新の科学的知見を踏まえた安全対策を施している。1日も早い決定取り消しに向けて主張していきたい」と報告しました。

一方、株主からは「伊方原発3号機を巡る訴訟は他でも行われていて、いつ停止するか分からず電源として不安定だ」とか、「最新の知見を踏まえていると言うが、裁判所の判断にはその知見も含まれているのではないか。経営側の安全性に対する姿勢には疑問がある」などといった意見が出ていました。

これに対し、四国電力の佐伯社長は「伊方原発3号機は仮処分決定がなければ基幹電源として100%動いていたはずだ。原発の安全性は原子力規制委員会の厳しい基準をクリアして担保されているもので、私たちは自信を持っている」と説明しました。

総会では、一部の株主から伊方原発3号機の廃炉や、原子力発電部署を廃止して廃炉専門部署の新設を求める議案などが提案されました。

【株主は 原発反対を主張する団体は】
株主総会が行われた高松市にある四国電力本店には、株主が集まり、次々と会場に入っていきました。

株主の80代の男性は「会社や日本経済が発展していくには原子力発電は必要だ。安全に運転すれば問題はない」と話していました。

60代の男性は「原子力発電の安全性について懸念はあるが、太陽光などの代替エネルギーに期待できず、会社の財政面を考えると伊方原発3号機の再稼働は仕方がない」と話していました。

一方、原発反対を主張する団体は、横断幕や旗を掲げて会場に向かう株主にチラシを配ったり、伊方原発3号機の再稼働反対を訴えたりしていました。

「未来を考える脱原発四電株主会」の共同代表で株主の佐藤公彦さんは「広島高裁で仮処分が下るなど四国全体での脱原発が現実となってきていると感じている。大阪で地震が起きたように日本は原子力発電所を作るのには適していないのできょうの株主総会でも改めて脱原発を訴えていきたい」と話していました。