「とめまっしょい☆メッセージ」(四国) | 伊方原発とめまっしょい☆若者連合のブログ

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私たちは、伊方原発の再稼働に反対することを一致点とする若者のネットワークです。私たちのよびかける行動には、若者に限らずどなたでも参加できます。

 愛媛県への「伊方原発の再稼働反対!」のメッセージを紹介します。四国のみなさんからのものです。



「伊方原発の周囲を見てください。どちらを向いても日本国土があり、閉鎖性海域の瀬戸内海に面しています。過酷事故が発生すれば、被害は福島第一原発被害の比ではありません。第二のフクシマにならないためにも、伊方原発の再稼働に同意しないでください。(香川県 KSさん)

四電は伊方原発を放棄してください。絶対安全でなくコスト高の原発を、会社の短期利益だけで動かすのは、顧客である四国の人々を裏切る経営だと思います。原発を諦め再生エネルギーに踏み出す優良企業となってくれれば、四電を尊敬します。 」(香川県 kさん)


 「現状で再稼動には大きな問題があります。まず第一に福島原発事故の被害者完全救済、事故収束(汚染のほんとのブロック)、原因究明がなされるべきです。新規制基準はその後でないとおかしいでしょう。
 
国会事故調は「人災」と言っています。「人災」ならば「規制される側の虜」
と評された規制組織側の再発防止策が適切にとられたのでしょうか?規制庁の組織、委員の選任自体が「利権からの独立」と国会事故調が求める「国民の前で適切に資質を吟味」に欠格していると思います。福島事故は進行中です。原子炉の調査もロクにできません。東電は事故調の調査を妨害しています。これは、津波だけではなく地震での破損があったことを示す。と 考えるべきで「新安全基準」の策定の前に、犯罪的な東電の証拠隠滅を止めさせ、事故調を復活させた上でのに徹底調査をさせるべきです。
 世界最高水準の新規制基準とのことですが、欧米の基準と比べた記事を見たことがありません。活断層の定義を狭め、直下に現れてるのしか問題にしま せん。ベントフィルターの設置など、必要な設備も5年間猶予と言っています。規制庁は原発付近の地震が起きないとナゼ判ったのでしょうか?福井地裁の「大飯運転差止め判決」でも、原発の基準地震動の甘さが明白となりました。動かすための基準などもうたくさんです。規制組織の独立もできてないのに「安全です」などと、ゴマカシの言葉が空しいです。
 伊方原発は閉鎖性水域である瀬戸内海に面しており、過酷事故が起これば深刻な被害が避けられません。巨大な中央構造線地震(地震の大きさも近くの断層に限定して、最も条件の悪い全連動を計算から除外して、四電は何度も原子炉の耐震能力を割り増ししてゴマかしてます。)震源が近くきわめて 短時間に、「距離減」がないまま地震動が原発を襲う場合、制御棒が入らない可能性も排除できません。原発が停止できず運転中のまま、重要配管な どに損傷を受ければ、福島事故と比較できないほどの大規模な事故になる可能性があり、住民は常に大きな不安を抱えての暮らしを余儀なくされていま す。避難計画もできておらず、また範囲も直近の30KMだけで済むのでしょうか、福島を見ればゴマカシでしかありません。事故の賠償制度も不十分 です。無限責任保険にも入らずに、また国民に負担を押し付ける産業を黙って許すのですか?
 福島県の人々も3.11の前まで、福島原発が事故を起こすとは思ってもいな
かったでしょう。四国の私たちにとっての伊方原発はどうでしょう?私たちは束の間の幸運を享受してるだけではないのでしょうか?たまたま福島ではなく、伊方で地震が起こったのなら、四国の人々の運命は福島のそれとな んら違いはないのです。
 中村知事さん、私たちの美しい古里の海、瀬戸内海を死の海にしないでください。どうか伊方原発の再稼働をさせないでください。」(香川県 T・Hさん)