秋の夜長に聴きたくなるアルバムに、欠かせないのがコルトレーンのバラッズ。
A級アーティストは、なかなか聴くことが少ない私ですが、このアルバムは別格です。
コルトレーンは、ジャズの軛から離れ、ただひたすらにシンプルにストレートに体内にある自分のバラッドに忠実に歌い上げます。
1962年以降、セッションにほぼ固定されたメンバーであるMcCoy Tynerも、Jimmy Garrisonも、Elvin JonesもJohn Coltraneの魂に共鳴して、一音一音バラッドに徹しているのが聴き取れます。
アナログレコードをターンテーブル置いて聴きたい一枚です。