体長わずか35cmほどの鳥キョクアジサシ(学名:Sterna paradisaea )英語では、Arctic Tern。

 

この鳥は、北極圏から南極圏までを往復する渡り鳥として知られています。直線的に南極圏から北極圏までの渡りをするのではなく、トラッカーを取り付けて調査した結果、ジグザグに飛翔していることが分かったそうです。

 

その渡りの距離は往復32,000キロに達し、ナショナルジオグラフィックの記事によると30年ほどの一生で飛行距離を合計すると表題通り、月と地球の間を3往復する計算に!!!

 

 

小さな鳥の脳に刷り込まれた「渡り」の動機とは、もちろん本能の産物なのでしょうけれど、一生を修行の様な渡りに捧げるキョクアジサシの硬い決心(Resolution)を尊敬してしまいます。

 

一方で、人間のResolutionは、どうも愚痴が入るようです。

ダイナ・ワシントンで、Resolution Bluesをお聴きください。