このアルバムタイトルは、A Little Pleasure

 (録音:ルディ・ヴァン・ゲルダー 1981年4月)

 

二人のベテランによるデュオアルバム。モンテローズが相方にチョイスしたのは、抑制の効いた落ち着いたサウンドが光る名手トミー・フラナガン。

 

実は、この二人は、1959年のモンテローズの名作The Messageで共演しています。

その時のメンバーは、JR Monterose (ts)、Tommy Flanagan (p)、Jimmy Garrison (b)、Pete La Roca (ds)。そのThe Messageの中でも、トミフラの応答性が素晴らしくモンテローズの演奏が一段と素晴らしいサウンドとなっています。

 

さて、本作は以下の様なトラッキングリストになっていますが、トミフラがピアノの演奏の中にベースもドラムスも受け持ち、デュオだけで十分な深い表現を実現しています。部屋の照明を少し落として、聴き入りたくなるベテランの味わいです。

 

1. Never Let Me Go 
2. Pain And Suffering...And A Little Pleasure
3. Con Alma 
4. Central Park West 
5. Vinnie's Pad 
6. Theme For Emie 
7. A Nightingale Sang In Berkeley Square 
8. Twelve Tone Tune