コロナ騒ぎで、本来落ち着けるはずの一日一日が、あっという間に過ぎていくような毎日で、その時間の速さに驚いています。

 

ちょっとここいらで落ち着いて、コロナ以前のモードに自分を引き戻さなければなりません。そんなことでアルバム1枚を通しで聴こうと選んだのがウェスのモンゴメリー・ブラザースに以下のサイドマンで固めたアルバムFingerpickin'です。

 

ここでモンゴメリー・ブラザースについて触れておきたいと思います。

モンク・モンゴメリー(エレクトリックベース、ダブルベース、1921〜1982)、ウェス・モンゴメリー(エレクトリックギター、1923〜1968)、バディ・モンゴメリー(ピアノ、ビブラフォン、1930〜2009)。本作でバディは。バイブで参加しています。

 

モンゴメリー・ブラザースが、アクティブな年は、1950〜1960年代
レーヴェルは、コロンビア、パシフィックジャズ、リバーサイド、ファンタジー、ジャズランド・・・。

 

本作を聴いて、あらためてバディ・モンゴメリーの間をしっかり取るバイブの余韻を大切にする個性に魅力を感じました。それにサックスAlonzo JohnsonとFreddie Hubbardの参加が加わり音の厚みも魅力の一つです。落ち着いてゆったりと演奏するバディのバイブを楽しむことで、自分の慌ただしさも少し緩やかになれたように感じます。

 

トラッキングリスト

1: Sound Carrier
2:Bud's Beaux Arts
3:Bock To Bock
4:Billie's Bounce
5:Lois Ann
6:All The Things You Are
7:Fingerpickin'
8:Stranger In Paradise
9:Baubles, Bangles And Beads
10:Not Since Nineveh

 

サイドマン:

Drums – Benny Barth (tracks: 8 to 10), Paul Parker (2) (tracks: 1 to 7)
Electric Bass – Monk Montgomery
Guitar – Wes Montgomery
Piano – Joe Bradley (tracks: 1 to 5, 7), Richie Crabtree (tracks: 8 to 10)
Producer – Richard Bock
Tenor Saxophone – Alonzo Johnson(tracks: 1 to 4), Waymon Atkinson (tracks: 5 to 7)
Trumpet – Freddie Hubbard (tracks: 1 to 4)
Vibraphone – Buddy Montgomery (tracks: 1 to 6, 8 to 10)