http://m.youtube.com/watch?v=ZHPM6YCy624
今日は、遠隔地での仕事で、帰りの新幹線の中でこのアルバムを思い出し、帰宅してから、早速プレーヤーにかけて聴き始めました。
JAZZの名盤中の名盤として知られるこのアルバム、「静かなるケニー」として邦題が付されています。ケニーの演奏の中でも、線の細いトランペットが集められています。
哀愁を帯びた湿り気のある音を好む日本人には、評価の高いアルバムなのでしょう。
留五郎は、ジャズピアノが好きなのですが、フラナガンも好きなピアニスト。このアルバムの骨格をフラナガンが作り、チェンバースとテイラーが肉付けし、ドーハムがフロントで静かに歌っています。
全体にゆったりとしたテンポで、リスナーが夫々のプレーヤーの音を満遍なく聴けるのも嬉しい。
ドーハムのペットの線が細いのもこの選曲で、この力のあるサイドマンだからこそ、絶妙なバランスで成り立っている様に感じます。
パーソネル
Kenny Dorham - trumpet, vocals
Tommy Flanagan - piano
Paul Chambers - double bass
Art Taylor - drums
収録曲
"Lotus Blossom"
"My Ideal"
"Blue Friday"
"Alone Together"
"Blue Spring Shuffle"
"I Had the Craziest Dream"
"Old Folks"
"Mack the Knife"