チャートを見ていると、複数のローソク足のパターンがあり、ローソク足1本だけでは気が付かないトレンドが見えてくるときもあります。1本だけで判断するよりもトレードの精度も上がるでしょう。ここでは、そんなローソク足の組み合わせパターンを紹介します。

<包み足>

2本のローソク足を比較して新しいローソク足が、古いローソク足の高値と安値を包み込んでいる状態を包み足といいます。新しい陽線のローソクが古い陰線のローソクを包み込んでいるのを陽線の包み足といいます。また、新しい陰線のローソクが古い陽線のローソクを包み込んでいるのを陰線の包み足といいます。

下落相場で陽線の包み足が出現したら、上昇トレンドに切り替わるサインと考えられます。逆に、上昇相場で陰線の包み足が出現したら下降トレンドに切り替わると考えられます。

 

<はらみ足>

 

2本のローソク足のうち、古いローソク足が、新しいローソク足の高値と安値を包み込んでるローソクの並びを“はらみ”といいます。陰線と陽線の組み合わせによって、傾向が異なります。

上昇トレンドの中で陽の陰はらみや陽の陽はらみが現れると、反転して下降の兆候を表しています。

下降トレンドの中で陰の陽はらみや陰の陰はらみが現れると、反転して上昇の兆候を

表しています。

さて、ここからは江戸時代の本間宗久という相場師が作り上げた坂田五法という手法を紹介します。世界最古のチャート分析手法として世界中で使われてきた手法です。

 

<三山>

三山とは高値を3回試したが、高値を突破できなければもう高値は越えられないという考え方です。つまりトレンドの天井を見極めるのに役立ちます。

<三川>

 

 

三川は三山の逆で、3回安値を超えられなければ、もう安値を超えることはできないだろうという考え方です。底値を見極めるのに役立ちます。

<三法>

三法は為替レートがあまり動かないレンジ相場では取引をせず、相場が動いたときに

取引を始める方法です。レンジ相場を大きく上抜けしたときは買いでエントリーするということで(上げ三法)、レンジ相場を大きく下抜けしたときは売りでエントリーするということで(下げ三法)といいます。

<三兵>

連続した3本の陽線、または陰線のことを三兵といいます。安値圏で3本連続した陽線がでることを、(赤三兵)といいます。このサインが出たら上昇局面に入ってることを表します。

一方高値圏で3本連続した陰線がでることを、(黒三兵)といいます。このサインがでたら下落局面に入ってることを表します。

<三空>

急激な上昇・下降トレンドが起こると、ローソク足の間に空白ができることがあります。この空白のことを”窓”といいます。窓が3回続くと、相場は行き過ぎでトレンド転換が訪れるという考え方です。4本の陽線に3つの窓が連続することを”三空踏み上げ”、4本の陰線に3つの窓が連続することを”三空叩き込み”といいます。

 

まとめると、ローソク足はFXやBOの世界では、もっともよく知られているチャートです。1本のローソク足でもいろんな意味があり、2つ以上のローソク足の組み合わせのパターンにより、今後の値動きを予想する方法も紹介してきました。いろんなインフルエンサーがいますがおそらくローソク足などのお話はなかったと思われます。イイネとフォローお願いします。私のブログで書いた内容がすべて頭の中に入っていれば、サインツールなんかなくてもチャートを見ただけで値動きがわかってしまうのです。でもすべてを使いこなすのは難しいので、貴重な資金を減らさないためにも、まずデモで練習してから本番に活用してほしいと思います。↓にデモ口座と本口座のリンクを貼っておきましたのでご利用願います。

 

 

 

 

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