私が1回目の結婚(まだ×1だが)の、過酷な外食産業の実情をうたった報告書!
本物サービスとはなんなのか?
その頃はまだ20代!生活苦がでている!
【あなたは本物サービスを知っていますか?!】
わたしは本物のサービスを知っている。
それはどんなサービスかをお話ししましょう!
それは私がOOOOという会社に勤めていた時の話です。
当時、無職の私に仲のあまりよくない親戚が突然
いい話しがあるんだよ!といって連絡をしてきたのです。
前回の事件(親戚内紛争)のお詫びかなと早合点し
呼び出しに応じ、そして彼の友人を紹介され、
彼の部署のレストランが人が足りないという事で
働いてもらえないか、と懇願され
またその外資系で幹部候補生!という言葉にだまされ入社したのです。
面接のとき、希望に満ち溢れるような感じとは違った雰囲気があったのは
鈍感な私でもわかったのですが、
つまり、誰でもいいからこい!緊急事態なんだ!とか、1分後からでも働けるぜ!
とりあえずハイと言えばいいんだよ!後はこっちのもんさ!
などの切羽詰った感じながらも
私はそれを見逃したのです。
入社が決まった日、“もういやだ!”という言葉を残して
3人の社員が姿をくらまし!(とんずら、ぶっちぎり!専門用語)
私は幹部候補生どころか
掃除夫兼
ウェイター兼
皿洗い兼
すべての雑用人材として計画的に配属されました。
そして勤務日から朝10:00から深夜2:00くらいまでの
強制労働状態になったのです。
なおも社員、アルバイトは減り続け
いよいよ月に半日休暇が2、3日あればいいほうになったとき
(当然正月、盆、祭日などはなく振休もない。)
お店は信じられないくらいに売り上げ
私は埴輪のように空っぽになってしまいました。
このような状態のとき私は結婚してしまったのです。(なぜだろう?)
結婚当時は夜9時の帰宅を一週間だけ許され
その後またシベリアの強制労働に送られ
夫婦は一緒に暮らせど、いつもどちらかが先に寝ている
完全すれ違い状況になったのです。
しばらくして、これではダメだと思い直し
私は朝、キツイのを我慢し
朝、早起きをして女房を会社まで送ることにしたのです。
その理由で約一時間早く会社に着くことになりました。
そこで勤務前のひと時を楽しもうと1時間だけ
会社のレストランで優雅にコーヒーを飲む事にしたのです。
するとどうでしょ!
それを見ていた当時の店長がやってきて
“ XX(私のこと)!朝早く来たなら、なぜ掃除をせんのか!”
コーヒーなんか飲んで遊んでないで掃除をしろと命令するのです。
埴輪のような空っぽの私でもあまりの言葉に怒りが噴き出し、煮え湯が沸いて出て
“気でも狂ったか、このやろう!!”
と心の中で響きわたったのです。(実際には言っていない!)
しかしわれに返り
“仕事は10:00からで、それまでは自由ではないのですか?”
と言い訳?したのです。
そうすると
“ ならなぜ、朝早く出てくる。どうせ出てくるなら掃除をしなさい!”
それがおまえの言う本当のサービスなんだ、というのです。
(馬鹿げていたけど、その頃本物サービスについて考えていた。)
どういうわけか、意味もなく、私はニヤリと笑って
毎日、掃除をやり始めたのです。
コックやアルバイトたちがそんな私を見て
“ とうとう過労でXXは気が狂ったか!”
“ あいつ気が狂って自主的に朝早く来て掃除している。”
とコソコソ陰口を言っているのを、私は見て笑っていました。
ある朝、人のはいたゲロを水で流しているとき
何故かその店長がやってきてほうきで流すのを手伝ってくれました。
その時私はなぜか
“ ここがハワイの砂浜だったらとても気持ちがいいでしょうね!”
といったのです。
そうすると
“ そうだね、ハワイで水遊びしているみたいで気持ちいいね!”
と酸っぱい匂いのゲロを流しながら、言いかえして来たのです。
その店長は過労で入院するほど内臓を痛めたことと引き換えに
取締役のポジションの約束を得ました。
その時、私が長時間労働の貴重な体験で得たものは
本物のサービスとは商業的に成功し利益を出していることが条件であり
最悪な条件下であっても、ぼろぼろであっても、
まともな精神でない状況でも、また最低のサービス行為であっても
お客の心を和ませる事に誠意いっぱいやっているならば
本物のサービスなのだということがわかったのです。
.......グス......シクシク!
大変だったんだね!おれ!