「食べるために教室で豚を飼う」

そう宣言して先生が持ってきた豚。

みんなで大切に育てているうちに情が移り、食べるか食べないか、クラスを真っ二つに割って激しい議論が持ち上がる・・・。



生物として、人間もほかの生物の命をもらいながら生きている。

そのシンプルな事実をきちんと体験しさせようという着想は素晴らしいとは思うんです。

でも・・・。


これ、実話がもとになっているそうですが、個人的には、先生の態度があまりにも酷いと感じました。

名前を付けて一緒に遊んで可愛がれば、情が移るのは当然。

そんな事、百も承知で「生き物を殺して食べる」事の意味を実体験させるんだと思っていました。

なのに、最後の最後になって「食べるか食べないか、みんなで話し合って決めなさい」って・・・。

そうなれば、最初の先生のコンセプトに忠実に「食べるべき」と主張する生徒は、「ブタが可愛そうじゃないの!?」などと、人でなしみたいな非難をされる。

実話がどうだったのかは知りませんが、これは責任放棄ですよね…。