通販勝ち組が教える! 売れるしくみはこうつくれ/岡崎 太郎

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『通販勝ち組が教える! 売れるしくみはこうつくれ』
岡崎太郎 著
感想と特に印象に残った事をいくつ挙げてみる。
■商品原価と在庫管理について
通販の商品原価は30%以内を死守する必要がある
ただ、大量仕入れで原価を下げるのでは芸がない。
資金力がない立ち上げ当初の通販企業であれば、
最低ロットでも交渉して可能限り良い条件(原価率)で仕入れる必要がある。
また商品はテストロットで作っておいて、ラベルや箱は商品個数に対して多めに作っておき、
商品が売れれば商品を追加発注する。 商品が売れなければラベルや箱は無駄になるが
それも最初から原価に折り込んで計算する。
また、商品は作っても、自社の倉庫が狭いといって
在庫は製造先において置いてもらえるよう交渉をする
という具体的なテクニックも勉強になった。
通販は送料、CRM費用(DM、フォロー電話など)など、販売するのに必要な経費が多い。
なので、商品原価は必然的に低くなければ成り立たない商売である。
それを考えると30%ではあまり利益がでないのでは?と感じたが
商品によって異なってくるのだろう。
■通販は二匹目のドジョウを狙う
通販では市場認知が低いような珍しい商品は売りにくい
資本力がありある程度広告費をかけられる体力があれば別だが、
小資本で成功を狙うには少々セコイ方法だが
他社が広告をしてくれて市場認知され、ブームの兆しが見えた時に
仕掛ける方が成功確率は高い。
■広告のしやすい商品か?の見極め
TVなど映像を使って商品説明できるのであれば別かもしれないが、
紙やWEBなどの平面媒体で商品を説明する場合、
商品の説明のしやすさも商品の売れゆきに大きく影響する。
また、薬事法の面からも訴求のしやすさ、しにくさが
商品によって違いがあるので、販売商品を決める前の見極めが大切である。
■プレゼントを使った見込み顧客集めのポイント
商品を販売する為に見込み顧客を集める際にプレゼントを活用して
見込み顧客を集めるが、その際に本来販売したい商品とまったく関連性が低いものを
プレゼントにしてキャンペーンを行っても無駄なリストばかり集まってしまうので
販売したい商品と関連性があるものをプレゼントに選ぶべき
■テストマーケティング
商品は0.1% 1000人に1人が欲しいと思ってもらえれば
ビジネスとして成り立つ。
販売を開始する前に0.1%の反応があるかを確かめてから
本格的に仕掛けるべきである。
■決済方法について
郵便振替 通販会社が負担する手数料約70円
コンビニ決済 通販会社が負担する手数料約100円
代金引換 通販会社が負担する手数料約250円
銀行振込 通販会社が負担する手数料 不明?
クレジット決済 通販会社が負担する手数料 売上の3~5%
著者は決済方法については、手数料が高いが代金引換を勧めている
理由は、代金の回収を全て代行してもらえるからである
未払いの代金回収は労力とコストがかかってしまうので
そこを代行してもらえるのは非常に有難いという考え。
■返品率の定点観測
返品率は2.5%を超えたら異常と思って原因を探るべき。
しかもその返品率の定点観測を月1回では遅い。
毎日、毎週なのかは企業によると思うが、
どれだけ細かく返品率の定点観測ができるかで大きな差が出てくる。
■広告表現について
・広告文は起承転結の「起」に重点を置いた文章にする
・商品機能ではなく、商品を手に入れる事で得られるベネフィットを書き込む
例:高機能掃除機を買うのは、それによって家事が楽になる事を望んでいるから
高級車を買うのは、高級車に乗っているワクワク感を持ちたいから
・広告文の最低限とされる文字数は意外と多いと思え
文章を少なくしようと思いがちだが、通販の広告文は文字が多いの当たり前と考える
・広告文に登場する人物と同じ体験をさせる。ないしはそう思わせる文章を書く。
とにかくリアリティーを追求する。