今日は在宅ワーク。
先週から業務の自動化を試行している。
どこの企業も効率化を追い求める。
「生産性をあげろ」
はいはい。
自動化によって時間が作られると、その分だけ他の仕事をやることになる。
そうやって売上が伸びることで、私たちのお給料の底上げにもつながるのだろう。
でも、私はその方法を1つも知らない。
聞いたことがあるのはExcelのマクロくらいだ。
もちろん名前だけ知ってるという程度だ。
ただ今後、生きていく上で、手に入れて損はないスキルであると思い、やってみることにした。
私は現在、客先から毎月送られてくるExcelファイルのデータを取りまとめている。
基本的にはコピー&ペーストをするだけだ。
まずは、この単純でコンピューターが得意そうな作業を練習台として、マクロを組んでみる。
でも、どうやってそのための画面を開くのだろう。
私の左向かいの席に座る先輩は、コンピューターにとても強く、プログラミングも得意だ。
以前その先輩のExcelを見たとき、私のそれには表示されない「開発」というタブがあった。
きっとそれかもしれない、と思い、設定をいじってみると、「開発」が表示された。
こうして、私のExcelにもシステム開発の環境が整ったのである。
ネットにはExcel VBAの情報が溢れている。
さまざまなブログ記事を漁り、そのおおまかな仕組みや関数をなんとなく理解する。
調べながら、必要なコード、使えそうなコードを私のコンソール画面にも打ち込んでいく。
学生時代にはR言語を少しかじったことがある。
あくまで統計処理を行うためであり、なにかシステムを開発したわけではないが、その経験の助けも大きかった。
開始から12時間ほど、今日の定時間近になんとか完成した。
実際にマクロを実行してみる。
しかし回らない。
エラーがいくつもあるようだ。
実行してはエラーが見つかり、それを手直しする。
そんなことを5、6回繰り返し、どうせ次もエラーだろう、と思ったら、やっと最後まで回った。
すると、勝手に画面が切り替わったりファイルが開いたり、また閉じたりする。
待つことほんの10秒ほど。
何時間もかけて手作業でやっていたことが、あっという間に終わる。
これが自動化か。これがマクロか。
たしかに便利かもしれない。
これは面白い。
でも私はこの便利さに対して、というよりも、このトライアンドエラーを経て、プログラムが最後まで回る感覚が面白いと思う。
この感覚、どこかで体験したような。
考えてからややして、そうか、これは掃除機のコードをしまうときの感覚だと、ひとりで納得した。