ナニワ・モンスター [著]海堂尊この物語にも海堂作品らしいモンスターキャラが何人も登場して、それはそれでカッコいいんだけど、個人的には、ドラゴンよりも、カマイタチよりも、スカラムーシュよりも、イエローモヒカンがお気に入り!今後の更なる活躍を期待します。あと、レッセフェール・スタイル。この考え方、自分にはとても自然で、すんなり受け入れられました。ナニワ・モンスター (新潮文庫)/新潮社¥724Amazon.co.jp
輝天炎上 [著] 海堂尊海堂尊のファンなので、オモシロイノハアタリマエ!本作品で、海堂尊の描く女性ってすごく魅力的だとあらためて思いました。多くの男性読者が、冷泉やすみれにプチ恋愛してしまったことでしょう。女性読者はもしかして微妙か!?また、ジーンワルツ組から、茉莉亜様、理恵先生、ユミが登場。茉莉亜様は神がかってて素敵です。ユミもなんかカッコイイぞ。きわめつきは螺鈿迷宮からのレギュラー、美智。 -天馬は必ず、立派なお医者さまになろうもん-もんって何だ!おばあちゃんのセリフが可愛すぎるぞ。結局、輝天炎上でもっとも僕の心をつかんだ女性は美智なのでした。輝天炎上 (角川文庫)/KADOKAWA/角川書店¥798Amazon.co.jp
中国のアイリッシュパブ中国出張中。ここは欧米人多めの不思議なエリア。Hotel の近くにPubがある。自分の家の近くにもPubがあればいいのにな。Rogue Dead Guy Ale.Brewers & Union Dark Lager.
異邦人 [著] カミュ [訳]窪田啓作主人公が特別な人間には思えなかった。殺人を犯すまでのムルソーの印象は、少し感情が薄い人、といった感じ。捕まってからの彼の感情の動きは、人間らしく、不自然な所は少なく思えました。死刑宣告後の部分は、自分には非常に難解でした。読み直したけど、理解度が低いから、いつかまた読む。異邦人 (新潮文庫)/新潮社¥420Amazon.co.jp
妊娠カレンダー [著] 小川洋子三篇、全ての小説が心に沈みこみました。どの物語にも小さな闇を感じてしまう。それは、登場人物に見える闇であったり。物語の展開を残酷に予想する私自身の闇。でも生身の人間は、そういう暗い部分を持っていて、心の奥にしまってる。後ろめたいわけでもなく。たまに表に出て来て、またしまう。『妊娠カレンダー』の字体を、『世にも奇妙な物語』の字体に置き換えた事を想像して、ちょっと笑った事は完全に蛇足ですね。妊娠カレンダー (文春文庫)/文藝春秋¥440Amazon.co.jp
ケルベロスの肖像 [著] 海堂尊海堂作品を読む事は、もはやライフワークになってしまった。もう抜け出せませぬ。本作もチョーおもしろい。ストーリーが、自分の好きな『螺鈿迷宮』という作品と深く関係しており、読みながら先が気になってしょうがない感じで、ページをめくる手が止まらない。眠れない。あと、海堂さん、かなり楽しんで書いたんじゃないですか??っていうくらい、ユーモアが満載で、(特に権太病院長を中心とした、キャラクター間の吉本新喜劇のようなかけあい!!)海堂作品で一番笑えたかも。海堂さん、前から思ってたけど、ギャグセン高!【映画化原作】ケルベロスの肖像 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)/宝島社¥780Amazon.co.jp
存在の耐えられない軽さ [著] ミラン・クンデラ [訳]千野栄一愛について。性について。ある男女の人生を通して、またそれぞれの目線から、物語は進んでいきます。自分は、読解力が未熟である以上に、愛や性の経験が登場人物達に遥かに及ばないので、どこまで理解できたか自信があまりない。でも楽しく読む事はできました。(時間はかかりましたが。。)個人的には、テレザを好きになって、トマーシュに憧れて、トマーシュを嫌いになって、サビナを気持ち悪いと思って、フランツに親近感を感じて、サビナを好きになって、トマーシュを許せて、物語の最後には全員に共感できた気がします。恋愛偏差値の高い小説ですが、そうでない人(僕みたいに)にもおすすめです。存在の耐えられない軽さ (集英社文庫)/集英社¥860Amazon.co.jp
針がとぶ Goodbye Porkpie Hat [著]吉田篤弘リラックスしたい。あまり頭を使いたくない。でも読みたい!、時におススメの本です。短編集のようでありながら、それぞれの物語りが僅かに絡み合っているので、あまり間をおかずに、最後まで読み終えましょう。針がとぶ - Goodbye Porkpie Hat (中公文庫)/中央公論新社¥720Amazon.co.jp