闇の左手


アマゾンには画像がなかったぞー。

あーへたっぴな写真・・・。


まだ私は「ゲド戦記」にたどり着けずにいるよ。



惑星<ゲセン>に降り立った人類の同盟エクーメンの使者、

ゲンリー・アイと

ゲセンのカルハイド王国の宰相エストラーベンとが

どう関わってゆくか、の物語。


ゲセンは寒く北方は氷に閉ざされている。

そこに住むのは両性具有の人類。

そこにたった一人で来たアイは

文化も生理も気候も違う中で奮闘する。


エストラーベンはアイに友好的な時もあるが

また全く懐疑的な時もある。

アイはそんな異星人をつかみきれない。


後半の文中にこんな一節がある。


   光は闇の左手 

   闇は光の右手。

   2つはひとつ、生と死と、

   ともに横たわり、

   さながらにケメルの伴侶、

   さながらに合わせし双手、

   さながらに因 - 果のごと。

         「闇の左手」より引用


ケメルとはゲセン人の発情期のこと。


陰と陽はお互いに関わりあっている。

対立や上下でなく、バランスをとっているのだ。

このような陰陽の考えはなんだか東洋的で

ル・グウィンさんってどこ生まれ?と調べてしまった。

アメリカ生まれだったわ。


アイとエストラーベンの心の調和が

異星との交流を成功させるんだなぁ。

理解すること、そして分かり合えることって大事。


読後満足度  ★★★★