★ セオデン王の葬儀 (3019) ★


ペレンノール野で勇猛に戦ったセオデンは

あれから約5ヶ月後の今日、

故郷のエドラス東側の塚山に葬られた。


メリーは塚山の麓で涙を流す。


   「セオデン王、セオデン王!さようなら!

   しばらくの間とはいえ、殿はわたしには父のような

   お方でした。さようなら!」

       「指輪物語 王の帰還 下」より引用


そして追悼会が開かれ

新王となるエオメルを祝って乾杯した。

エオメルは、妹のエオウィンとファラミアの婚約を発表。


アラゴルンはエオウィンに祝いの言葉としてこう言う。


   「わたしははじめてあなたに会った時から、

   あなたの幸せを願ってきた。

   今こうして喜びに溢れたあなたを見て、

   わたしの心も癒された。」

       「指輪物語 王の帰還 下」より引用


癒しの手であるアラゴルンが癒されたのは

ひとりの姫の幸せだった。

その姫は国を憂い、王を想い、

自ら戦場に赴いて強大な恐怖と戦ったのだ。

(まぁ映画を見ていると三角関係がうまいこと収まって

ほっとしたよーと取れるのだが。)


映画にはならなかったこのシーン。

悲しみはあるけれど

物語が徐々に閉じてゆく気配があって、

ひとつひとつがあるべき姿に収まっていくね。

とはいえまだ文庫3分の2残ってるー。