人にはそれぞれ母校がある。
幼稚園や保育園から始まり、小学校、中学校、高校、大学など進学するたびに母校の数は増えていく。
途中で転校した場合など、さらにその数は増えることになる。
私の場合、小学校で一度転校を経験したので、幼稚園を含めると母校は6つになる。
その母校のうちのひとつの校名が変わった。
私の出身高校は、福岡市にある「泰星学園高校」である。
卒業後、中学高校の一環教育となり「泰星学園」と名前を変えた。
そして、今年の4月からは「上智福岡中学高等学校」という校名になった。
さらに、来年の4月からは、男子校だったこの母校が、男女共学になるという。
ここまで変わると、「私が知っている母校とは、別の学校」という思いがする。
あなたの出身高校は?
これから先、人に聞かれたとき、私はなんと答えるのだろう。
「出身高校は、泰星学園高校なんですけどね、今では名前が変わって、上智福岡中学高等学校というんですよ。」
たぶん、こんな説明はしないだろう。
たとえ、どんなに名前が変わろうとも、そしてむさ苦しい男子校が男女共学になろうとも、私にとっての出身高校は、いつまでも「泰星学園高校」なんだと思 う。


