松濤生活-ブルーインパルス

『ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』

武田 賴政 著

文藝春秋社


いやぁ、ひさしぶりにガッツリした内容の本を読みました。

この本、すごいです。


何がすごいかって、367ページもある大作にもかかわらず、一気に読ませてしまう文章力。

そして、何より25年以上にも渡る筆者の取材活動。


ひとつのことを、ここまで長期間追い続けるってことは、それはものすごく大変なことだと思います。

なにより、そこまで強く引きつけられる「何か」がないと、普通の人だったら、とてもそこまで追い続けられないと思うわけです。


反面、そこまで強い思い込みがあると、えてして表現結果としての文章は、ときに独りよがりになってしまったり、自分の主観の押しつけになってしまいがちなのに、この本の筆者は、それでも、ある一定の距離感を持ってこの本を書き上げている。


だからこそ、私達読者は、ただただその世界に没頭し、一気に読み切ってしまえるのでしょうね。


なんか、読んだ後、しばらく言葉が出ませんでした。



良きことにしても悪しきことにしても、人っていろいろな習慣を持っていますよね。


最近、啓蒙書などで「良き習慣を身につけましょう」といった内容のものを目にするけど、あれってど~なんでしょうかねぇ。


人が、あることを習慣にするということは、そうすることが気持ちよかったり、心地よかったり、安らぎを覚えたり、楽しかったりすることが大前提だと思うんです。


だから、僕のなかで「習慣にするために努力する」なんてことは、ありえない訳です。


だって、気持ちいいことや楽しいことを続けるために、努力なんか必要としないでしょ?

気が付いたら、毎日(毎週・毎月・毎年)やっていた。


習慣って、そういうものなんじゃないかなぁ。


たとえば、相手のことを英語では「YOU」というたった1つの単語で表現しますよね?


でも、日本語の場合、「あなた」「君」「あんた」「お前」「貴様」「てめ~」。

なんとも多くの単語があります。


「それだけ豊富な表現方法を持っている言語なんだ」と言えば、そうかもしれません。

だけど、ひょっとしてこれって別の理由があるんじゃないかな、と最近考えるようになりました。


少し前にもこのブログで「コトバのチカラ」にいて書いたけど、手紙やメール、ブログなど文字だけで相手に何かを伝える場合と違い、直接会って会話する場合は、言葉に表情や口調、しぐさなどが加わって、言葉がいろいろな表情を持ちます。


とりわけアメリカ人の場合、日本人からするとオーバーアクションと思えるように、身振り手振りで会話しているシーンをよく見ます。


同じ意味の言葉がたくさんある、ということは、ひょっとして日本人って表情や口調、しぐさをあまり表さずに会話していたのではないでしょうか。

もちろん、これは僕が勝手に想像していることですが。


でも、ちょっと思い返してみると、僕らの祖父や祖母の時代、外国人から

「日本人は表情が乏しくて、言葉からだけでは、心の奥を垣間見ることが難しい」

と言われていたと聞きます。


ひょっとして、表情や口調、しぐさをあまり表現しなかったからこそ、相手に自分の意図や気持ちを少しでも正しく伝えようと、たくさんの言葉を作り出したんじゃないでしょうか。


なんだか、ふっとそんなことを考えていました。


松濤生活-松尾歯科

いつもお世話になっている渋谷の「松尾歯科医院」。

つい3ヶ月ほど前に、リニューアルオープンしたばかりです。


以前は、内装も少し暗めで「いかにも歯医者さん」といった感じの受付と待合室でした。

もう、その待合室で待っているだけで、あのキュイ~ンッという研磨器で削られる痛みが、すぐにイメージできるような、そんな感じでした。


リニューアル後の待合室は、写真のように白と濃いブラウンを基調とした明るくて開放感に満ちた空間に変わりました。

なんだか、待合室が変わったというだけで、治療を待つ間の緊張感もほぐれてくるから、不思議ですね。


まぁ、担当のドクターが男先生から女先生に代わった・・・というのも、治療の痛みが和らいだ大きな要因になっているのも事実なんですけどね(笑)。


松濤生活-モーニング

今日は、朝から市ヶ谷のクライアントで打合せ。


少し早めに自宅を出て市ヶ谷に向かい、喫茶店でゆっくりモーニング・サービスでも食べようか、と思ったのですが、大雨の影響で地下鉄のダイヤが乱れていて、市ヶ谷に到着したのは打合せの30分前。


しかたなく、クライアントの近くのプロントでモーニング・サービスをサクッと頂きました。


トーストにゆで卵にサラダ。飲み物はアイスコーヒー。

これで¥380は、かなりお得かと。


松濤生活-Break

クライアントとの打合せの合間に、ちょっとブレイク。


この喫茶店は、写真のように目の前にグリーンが広がっていてお気に入りのスポットのひとつです。

今日で8月も終わり。気のせいか陽射しに秋の気配が感じられました。


ところで、ブレイクという言葉は、普通の人にとっては「ちょっと一息」という意味合いで使われますが、これが立場が違うとまったく別の意味を持つことになります。


たとえば飛行機、特に戦闘機のパイロット達にとって「ブレイク」とは、私達が考えているものと全く逆の意味合いになります。


編隊で飛行している戦闘機が敵に遭遇した場合、その編隊の隊長は部下のパイロット達に無線で「ブレイク!」とコールします。

これは、「編隊を崩して、各機、敵機と交戦せよ!」ということ。


また、英語で「Give me a break!」というと、「ちょっと休憩しようよ」ではなく、「勘弁してくれよ!」と、相手に対して不満げな様子を表す言葉になります。


普段何気なく使っている言葉も、立場や国によっては、まったく違う意味になることもあるんですね。


松濤生活-NewTV

昨日、我が家に新しいテレビがやってきました。

SHARPのAQUOS 32インチです。


このテレビと入れ替わりに、今までのテレビは引き取られていきました。

SONYの50インチプロジェクションテレビ。


約7年ほど、我が家のリビングの主として、私達を楽しませてくれました。


どうもお疲れ様でした。

そして、どうもありがとう。


実は、最近我が家では、テレビの電源を入れる機会がすごく少なくなっていました。

観たいと思う番組が少ないからです。


それじゃ、なんで新しいテレビを買ったの?

・・・もっともな質問だと思います(笑)。


地上波の番組はほとんど観ないけど、ケーブルテレビの番組やDVDなんかは、相変わらず観ています。

だから、やっぱりテレビは必要なんです。


それにしても、最近の地上波って観てみたいと思う番組が、少なくなったと思いません?

それとも、そう感じるのは単に私がオッチャンになったせいなのかなぁ?


松濤生活-渋谷観光案内所

7月21日にオープンした「SHIBUYA TOURIST INFORMATION」。

ひょんなご縁から、毎週日曜日と月曜日に、案内員としてこの電車の中で海外からの観光客に渋谷の街を案内してきました。


SHIBUYA TOURIST INFORMATIONは、今週の水曜日(8月31日)まで続きますが、私の担当は昨日で終了。


海外の方も日本の方も、大勢の人に、この渋谷の街をご案内させて頂きました。

「ハチ公は、どこ?」

「109は、どこ?」

「この街のお勧めSPOTは?」


いろんな質問を頂きました。


なかには、渋谷在住の私も知らなかったようなディープなお店のことを探して来訪される海外の方もいらっしゃいました。


お昼の12時から夕方の6時まで。

日曜・月曜と2日間連続しての勤務は、確かに体力的には厳しいものがありました。

でも、大勢の人達と言葉を交わし、そして何より

「ありがとう!」と笑顔でお礼を言われるたびに、疲れがスッと消えていくような気がしました。


でもね、お礼を言わなくちゃいけないのは、私のほうなんですよ。


あの大震災が起きて、ほんの4~5ヶ月。

「こんな時期に日本に行って、大丈夫なのかい?」と、家族や友人達に心配された方も多かったと思います。

それでも、みなさんは日本を訪れてくれた。

そして、渋谷の街に足を運んでくれた。


もう、それだけで、ほんとうに、どうもありがとうございました、です。


日本を、そして渋谷の街を楽しんで頂けたでしょうか。

そんなみなさん達にとって、ほんの少しでもお役に立てたとしたら、すごくうれしいです。


どうも、ありがとうございました。

実はこのタイトル、僕が好きなバンドの大好きな曲のタイトルなんだけどね。

「あなたがここにいて欲しい」


       *         *          *


よく、「夢は必ず叶う」とか「想いは必ず伝わる」って言うよね。

でも、僕は、それはちょっと違うんじゃないかなぁ、と思っているんだよね。


もちろん、夢は叶うし想いは伝わると思う。

でも、僕はそれは結果論だと思うんです。


人にはそれぞれ夢があったり、伝えたい想いがある。

でも、ある人は夢が叶い、またある人は想いが届かないことがある。


この差って、いったいなんなんでしょうね?


僕は、それは「夢を叶えた後や、想いが伝わった後のイメージを、いかに強く持っているか」にかかっていると考えています。


ただ夢を見るだけでは、夢は叶いにくいし、ただ漠然と伝えたいなぁと思っている想いは、伝わりにくいものなんじゃないかなぁ。


夢が叶った自分。

想いを伝えられた自分。

そういった自分の姿を強く強くイメージできている人は、それだけ叶ったり伝わったりする可能性が大きいと思うんです。


       *         *          *


ところで

あなたが、そばにいて欲しいと願っている人は、今、あなたのそばにいますか?

もし、そうじゃなかったら、想いを込めて、この言葉を・・・。


I wish you were here.


かつて、俳優の森繁久彌さんは、「馬鹿」というたった一言の台詞を、口調や表情、しぐさなどで、数十種類にも演じ分けたと言われています。


「馬鹿」というコトバを、怒った顔で強い口調で言えば、それは「怒り」になります。

でも、同じ「馬鹿」というコトバでも、笑みを浮かべながら軽い口調で言うと、それは「しょうがないなぁ」という表現に変わります。

女性が上目遣いで優しく「馬鹿」と言うと、それは相手に対して「甘え」ていることになります。


ブログやツイッターのような、文字だけでコトバを表現するのとは違い、相手と面と向かって会話をする場合、そのコトバは、いろいろな表情を持ち、同じコトバでも違った意味で伝わることがあります。


文字だけでは伝えきれない想いも、会ってコトバを交わすことで伝わることもある。

きっと、コトバにはそうしたチカラがあるんだと、思うんです。


これからも、そのコトバが持っているチカラを大切にしたいなぁ、なんて漠然と考えたりしています。