『ブルーインパルス 大空を駆けるサムライたち』
武田 賴政 著
文藝春秋社
いやぁ、ひさしぶりにガッツリした内容の本を読みました。
この本、すごいです。
何がすごいかって、367ページもある大作にもかかわらず、一気に読ませてしまう文章力。
そして、何より25年以上にも渡る筆者の取材活動。
ひとつのことを、ここまで長期間追い続けるってことは、それはものすごく大変なことだと思います。
なにより、そこまで強く引きつけられる「何か」がないと、普通の人だったら、とてもそこまで追い続けられないと思うわけです。
反面、そこまで強い思い込みがあると、えてして表現結果としての文章は、ときに独りよがりになってしまったり、自分の主観の押しつけになってしまいがちなのに、この本の筆者は、それでも、ある一定の距離感を持ってこの本を書き上げている。
だからこそ、私達読者は、ただただその世界に没頭し、一気に読み切ってしまえるのでしょうね。
なんか、読んだ後、しばらく言葉が出ませんでした。





