透明水彩
A4
今回は、多頭飼いのお宅の猫さんたち5匹です。
この中には既に虹の橋を渡った子もいます。
みんな家族だよという感じに、というのが飼い主さんのご希望。
わたしが自分で写真を撮るのではなく、飼い主さんが撮った写真を元にするのは、飼い主さんにしか見せない表情や仕草を知りたいというのは、もちろんありますが、飼い主さんの飼い猫に対する目線を知りたいという理由もあります。
この飼い主さんの写真からは、気ままに寛ぐ猫たちを、少し離れたところから、そっと見守る、温かくも切なさの混ざる目線を感じました。
わたしが描きたかったのは、その、飼い主さんの眼差しです。
この作品も個展に展示します。