様々な人とのコミュニケーションの中で、
こんな話は通じないだろう、、と思っても、
それぞれの人の入り口から話すと実は通じる、ということがある。
わたしたちが話が通じない、と思うとき、
入り口が相手の入り口ではなく、自分の入り口を使っていることが多く、
自分の価値観と、自分の言語で話してしまう。
それが相手の入り口ではなかったら、
最初から相手にとっては入り口が見えていないので、
分かりあうも何も、まず入れない。
相手にわたしの入り口を見つけてください、というのはなかなか無理な話で、
自分が相手の入り口を見つけるほうが、明らかに速い。
どれくらい相手の入り口を、扉を見つけることができるかな？
相手の価値観や世界観の入り口から入れば
自分が伝えたいと思っていることのエッセンスが伝わることがある。
たとえば、、
わたしは「迷信を信じる」ということ自体は、わたしの世界観に採用していないけれど、
（なぜなら 信念体系は変更可能であることを知っているから）
「迷信を信じる」 人に、 「自分が信じているものが現実になる」という話で
共感しあえることができると経験上感じている。
もしも、「自分が信じていることが現実になっていく」ということを話したい瞬間があったとき、
自分が自分の生き方や価値観として それを採用していなくても、
「迷信を信じる」という相手の価値観を入り口にすることができる。
もし、相手の価値観が自分の価値観と違うことで
毛嫌いしてしまい、そこでとどめてしまったら、
全てがツールや鍵になりえるのに、非常にもったいないことをしているのかもしれない。
鍵や扉はたくさんあるに越したことない。
もっとも、鍵の使い方が分からないようなら、
知識として集める必要な何もないけれど。
そんなことをふと思いました。
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