2021年8月、
突然、自己免疫性脳炎になり、
当時、昏睡状態であった娘のトマちゃんに宛てた
日記を元に記しています![]()
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2021年9月27日
今日、仕事中に病院から電話がかかってきました。
「救急病棟から一般病棟に移りますので、その間でしたら、会えますよ」![]()
「しかし、13時45分までに来てください。時間を過ぎたら会えませんので」![]()
お父さんに連絡したけど、仕事で遠いところにいるから
間に合わないと言ってました。
私は、上長に許可を得て、一目散に病院へ、
お姉ちゃんも、別方向から病院へ向かいます。
私の妹も同時に、向かいました。
病院の駐車場に着くと、すでにお姉ちゃんが、
そして私の妹も合流です。
時すでに、13時30分![]()
あと、15分しかない![]()
3人で病院を全力疾走です。
「病院の中では、走っちゃいけないんだよ~」
小さな女の子に叱られました![]()
息せき切って、トマちゃんのいる救急病棟に着きました。
トマちゃんは、入院直後から、こちらのHCUでお世話になっていました。
看護師さんが
「良かったですね!目覚めましたよ!今日は意思疎通ができるんです。
お母さんや、お姉さんが来ますよって言ったら、ニコっと笑ったんです!」
と喜んでくれていました![]()
お母さんは、信じられない気持ちで、
トマちゃんが1ヶ月お世話になったHCUから、
ベッドごと運び出されるのを、廊下で心待ちにしていました。
すると、5,6名の看護師さんに囲まれて、トマちゃんが出てきました![]()
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眼を開いて、キョロキョロしているトマちゃんを見て、
お母さん、思わず
「トマ!!トマ!!お母さんだよ!お母さんだよ~!!」と
とっても大きな声で、なだれ込むようにトマちゃんのベッドに駆け寄りました![]()
ベッドの上のトマちゃんの手を...
ミトンに包まれたトマちゃんの手を、気が付けば握りしめていました![]()
「よく頑張ったね! 絶対によくなるからね! 先生と看護師さんが助けてくれたよ!」
「お母さんが、わかるか!?」
涙があふれ、やせて小さくなったトマちゃんの顔を撫でながら、
お母さん、気が付いたら叫んでたよ...![]()
すると、トマちゃんは
「うん、うん」と、声は出ないけれど、
強くうなづいて、
なんで泣いてるの?変なの(笑)とでも言いたそうに
笑っていました...
お母さん、どんなに嬉しかったことか![]()
お姉ちゃんも
「お姉ちゃんだよ!!」と号泣しながら、言うと
トマちゃんも
「うん、うん」
お母さんの妹も
「おばちゃんだよ!!」とさらに大泣きしながら言うと
「うん、うん」と。
みんな、どんなに嬉しかったことか...![]()
看護師さんも、泣いてくださいました![]()
一般病棟に移り、
救急病棟とは違って、歩いている患者さんもチラホラいらっしゃいます。
これからだね、トマちゃん。
これからみんなと一緒にがんばろうね。
デイルームで、みんな、ひとしきり泣いた後、仕事に戻りました。
