先日Xで「友人の妻がハワイ旅行中に突然倒れて現地で治療を受けたら2,000万円以上の治療費を請求された。その友人がクラウドファンディングを立ち上げたから寄付してくれないか」という内容のツイートを見ました。(真偽は不明)
医療費が高いアメリカが旅行先であった、円安であった、飛行機による緊急搬送があった、などが影響して、高額な医療費を支払わなければならなくなったケースのようです。
当事者の夫婦は旅行保険に加入していなかったようですが、皆さんはいかがでしょうか?
旅行保険に入るべきか
私は今回のツイートを読んで、海外旅行に行く際は必ず掛け捨て型の保険に加入すると心に決めました。
これまで、AMEXカードに付帯している旅行保険に加えて、掛け捨て型の保険に加入したり、しなかったり、という使い方をしていました。もしも私が、掛け捨て型の保険に加入していない状態でアメリカで治療を受けていたら、同じように多額の治療費を請求されて困っていたでしょう。
Marriott Bonvoy アメリカン・エクスプレス・カードの保証内容
私が使用しているAMEXカードを例にして、カード付帯の保証内容を確認してみましょう。注目すべきは、障害治療費用、疾病治療費用、救援者費用の保証金です。
※括弧内は、基本カード会員または家族カード会員の家族に対する保証
治療に関わる保証金は300〜400万円と記載されています。今回のケースに当てはめてみると、カードの保証金額では全く足りないことがわかります。
確認すべきもの
保証金額も大事ですが、適用条件を満たさなかったため保証金の支払対象にならなかった、なんてことにならないよう、保険の適用条件と保証範囲もしっかり確認してください。
適用条件については、「保証が付帯しているカードで一部でも決済した場合のみ適用される」というケースが増えてきているようなので、注意が必要です。
上記内容を把握した上で、掛け捨て型の保険に加入するかしないかは、あなた次第。
参加までに
保証金額は合算できます。パターンによって合算方法が異なるため、エイチ・エス損保さんの説明を貼っておきます。
引用元:エイチ・エス損保
試しに複数のクレジットカードの保証金額を合算してみましたが、それでも2,000万には届かなかったので、やはり任意加入が必要そうです。
それではまた