従業員不足により、席数を制限して営業している飲食店がある一方で、回らない回転寿司魚べいは見事にデジタル化されていた、という話。




魚べいは、入店すると受付パネルが待ち受けています。


そこで、人数と席(テーブルかカウンター)を選択します。


すると、座席番号と座席の位置が表示されます。


座席番号が書かれたプレートが天井からぶら下がっているので、それを見ながら席を探します。




続いて注文。


席に置かれているタッチパネルを使います。


このタッチパネルで気になった点は、

  • 電子音が大きすぎる
  • 注文確定を2回押さないと注文が完了しない
ことくらい。


また、一度に行える注文は4点までなので、それ以上頼みたい場合は、4点頼んだうえで次の注文を入力する必要があります。

オペレーションの関係で一度に4点までとしているようですが、お客さんからしたら手間ですね不安



注文が完了すると、注文した品がおもちゃの新幹線で運ばれてきます新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前

※新幹線に乗っていないときもありました

自分のところに運ばれてくるときはいいのですが、他の方が注文した品を運ぶときの新幹線はとてもシュールで笑ってしまいました不安



その後、店員さんが飲み物を運んできてくれましたが、このときが店員との初接触。



フロアには2名ほど店員がいましたが、清掃がメインな感じでした。




肝心のお寿司の味は、お値段の割に美味しかったです。


若干魚臭いネタがあり、当たり外れはありましたが、総じて満足でした看板持ち


シャリは多め。


ガリは少し辛い感じ。




あとはラーメンやらスイーツやら、色んなジャンルが少量から楽しめるので、何が食べたいか定まっていないときに活用するといいなと思いましたニコニコ




最後は会計。


伝票をレジに持っていき、バーコードを読ませて支払い方法をタッチパネルで選択したら、あとは支払うだけ。


ここでも店員との接触なし。




というわけで、入店から着席、飲食中から会計まで、ほとんど従業員に接することなく食事を楽しむことができました。



素晴らしい拍手キラキラ




客側は、すいませ〜ん、と忙しそうな店員を呼ぶ必要もないし、一つずつ注文するものを伝える必要もないし、デジタル化で効率化されたことによって比較的安い値段で美味しいものを食べることができる。


一方で、店員側は特定のタスクだけこなせばよく、態度の悪い客の相手もしなくて済む。



超人手不足のこの時代に、超ぴったりな仕組みですよね看板持ち



この仕組みが色んなところに浸透すればいいなと思っています。




今回は飲食店を取り上げましたが、社会インフラに関わるところも確実に人が足りなくなるので、魚べいのようなデジタル化の取り組みが必要になってきます。



そんな状況なのに、日本のデジタル化はほとんど進んでいないですよね。


なんだかなぁ



真面目な話になってきたので今日はここまでバイバイ