2025年9月7日。阪神タイガース2年ぶり7度目のリーグ優勝。
両リーグ通じて最速Vという快挙も達成した。
1990年9月8日にセントラルリーグ優勝を決めた読売巨人軍の記録を更新して両リーグ最速Vと言えば聞こえは良いかもしれない。

しかし、35年前に当時両リーグ最速Vを達成した巨人を思い起こせば、その後当時CSが無く日本シリーズに進出した巨人は、当時黄金時代だった西武ライオンズに一つも勝てずに4連敗した苦い過去も持ち合わせている。

今年の虎も、CSファイナルまで1ヶ月以上空いてしまう事と、現在混戦となっているCS争いとCSファーストステージを勝ち上がってCSファイナルまで進出してきたチームの勢いを考えれば、勝って兜の緒を締めなければならない。

CS制度が導入されてから凡そ20年(パは2004年 セは2007年)が経つ現在もCS制度反対の声は聞かれるが、個人的には真の王者は、ペナントレースで成績を残す事は勿論。
短期決戦も強くなければ真の王者には相応しくないと考えるだけに、喩えリーグ優勝してもCSファイナルで敗れてしまえば日本一への挑戦権を失うのもやむを得ないと考える。

でも、今年の虎は35年前の読売巨人軍みたいにはならないと信じている。

今年の虎は、3月にドジャースを撃破した時にはマスコミ&ファンは世界一なんて浮かれていたが、虎戦士達は浮かれる事なく両リーグ最速Vという形で結果を残した。

CSファイナル、日本シリーズでも最強の猛虎を見せてくれるだろう。

藤川球児監督日本一の胴上げに続く事を期待する。


学生さん達にとっての夏休み最終日となる8月31日に、埼玉スタジアムで浦和レッドダイヤモンズvsアルビレックス新潟を埼玉スタジアムで観戦した。

浦和のチケット料金は、トーマスが普段観戦するバックスタンド後方中央(バックスタンド後方全体でもある)が2,800円という良心的な金額で販売されているが、昨年までは座席指定が出来なかった事が埼玉スタジアムでの観戦を遠ざけていた。

しかし、今年からは座席指定が出来るようになった。

それでいて、この良心的なバックスタンドのチケット料金であれば、スタジアム観戦しても良いと思った。

このスタイルが変わらなければ、年に数回は埼玉スタジアム観戦が有るかもしれない。

16時に仕事上がりの19時キックオフなので、いつものパターンである東川口からは歩かずに、電車を乗り継いで浦和美園まで行った。

久しぶりの浦和美園駅で改札を出た所で目にしたのが、キャプテン翼キャラクターの壁画だった。

2018年放送のリメイク版では、全国中学生サッカー大会のメイン舞台が埼玉スタジアムだった。

埼玉スタジアムには何度か訪れているものの、久しぶりに利用した浦和美園駅も多いにキャプテン翼と縁がある。
スタジアムが有る最寄り駅では、何処もホームチームの街を思わせるようなものになっている。



スタジアムへ行く途中で見つけたキューバサンドが気になり、試合観戦前の腹ごしらえとした。
映画で話題になったようだが、アメリカ育ちなだけにメジャーリーグのスタジアムでも良く有りそう。

昨季の鹿島戦以来、埼玉スタジアムへやって来た。

大混戦のJ1リーグで中位ながら、何とか首位戦線に踏み止まっている浦和と最下位に沈む新潟との一戦。

熱さではJリーグNo.1で知られる浦和サポーターの迫力は、やはり凄いもの。

新潟サポーターもアウェーエリアだけでは収まり切らず、メインスタンド上方まで溢れるほどスタジアムへ詰め掛けている。
浦和戦選手入場時のファースト インプレッションは、旧駒場時代から続く浦和の伝統でもある。

福田正博やギド・ブッフバルトが活躍してた頃から30年以上も浦和の試合前に浦和サポーターのボルテージを上げてきたものだけに、これからもファースト インプレッションで始まる浦和の試合は変わらないでもらいたいと願う。

試合は、前半30分に浦和のカウンターが炸裂して、金子からマテウス・サヴィオと繋いで完結。

両チーム共にゴールが決まったと思わせる場面は何度かあったものの、マテウス・サヴィオが挙げたゴールが唯一の得点となった。


スタジアムからの帰路は、いつも通り東川口まで歩いた。

帰りは、浦和美園は使わないが、駅に行けば物凄い事になっているのだろうか?

3万人の観客動員数だから、多少は緩やかだったかもしれないが、6万人近くにもなればとんでもない事になっているだろう。

東川口駅のホームでは、柏レイソルのユニフォームを着た人とも多く遭遇した。

まるで、埼玉スタジアムで浦和vs柏が行われたのか!?と錯覚してしまうほど両チームのユニフォームを着た人が入り乱れていた。

旧国立競技場が役目を終えて、新国立競技場が完成するまでは、サッカー観戦で最も多く訪れていたのが埼玉スタジアムだった。

その節では、侍ブルーの試合観戦が主だったが、今後は浦和の試合観戦で埼玉スタジアムに度々訪れる事もあるだろう。

ジェフ千葉レディースより招待頂き、SONPO WEリーグ ジェフ千葉レディースvs大宮アルディージャVENUSをスタジアム観戦した。


試合会場であるフクダ電子アリーナは、JR京葉線蘇我駅にある。


昔々、ディズニーランドと千葉マリンスタジアムで舞浜と海浜幕張までは行った事がある京葉線だが、終着駅である蘇我は初めてだった。


何時以来の京葉線だったか?中央線と京葉線の乗り継ぎの移動距離が長過ぎ!電車で1駅分くらいあるだろ!


お盆休みの最終日だからか東京駅は、大分混雑もしていた。


初めての蘇我来訪。


初めて訪れる街は、ワクワクするもの。
蘇我は、まさしくジェフ千葉の街だった。






蘇我駅からフクダ電子アリーナは、やや距離は離れているが西口を出て一本道なので迷う事は無い。

初めてのフクダ電子アリーナ。




入場者数は少ないが、入口は1カ所しかないので、入場する際には長い列に並ぶ事になる。

メインスタンドコンコースにジェフ神社を発見。

WEリーグの試合では、メインスタンドのみの開放らしい。
お陰様で、招待券にも関わらず特等席での観戦となった。



ゴール裏は開放されないので、応援団はメインスタンド両端で応援する事になる。
個人的な考えだが、サポーターのためにもゴール裏を開放してくれても良いと思う。

メインスタンドだけでも、それほどギュウギュウでは無かったが、ゴール裏も開放する事で、もっとまったり観戦できる空間ができるだろう。

両者の対戦は、今年のゴールデンウィークでも国立競技場で観戦した。

WEリーグ史上最多観客動員数26,605人を記録した一戦は、打ち合いの末に2-2で決着が着かなかった。

89分に千葉が勝ち越すも、後半ロスタイムに大宮が追いつくというドラマチックな試合だった。

この試合も勝てなかった千葉は、今日まで12試合連続未勝利のトンネルから抜け出せずにいる。

千葉にとって開幕戦となるホームで白星スタートで、未勝利のトンネルを精算したいところ。

両チーム選手入場。



キックオフの時を迎えた。
キックオフのホイッスルが鳴り響いてから両チームスタメンのビジョンを撮影している最中に、早くも大宮が先制ゴールを決めた。
国立でも先制ゴールを決めた高橋美紀が、開始から40秒も経たない内に決めてしまった。

ビジョンを撮影中だった為に、電光石火の先制ゴールを見逃してしまった。

後からVTRでしか観れなかった。

ドラマチックだった国立の時みたいに、これからも何かが起こるだろうか?と思いながら観ていたが、その後は、66分に千葉L北沢明未が同点ゴールを決めて1-1という平凡な試合に終わった。


同点ゴールを決めた北沢選手は、現役大学生で特別指定選手という枠で所属している。
CFのポジションでゴールという形で開幕戦から結果も残しただけに、選手自身は素晴らしいスタートが切れた事だろう。

チームとしては、昨季からの未勝利のトンネルからは抜け出せないままだが、開幕戦を同点に追いついてのドロースタートは、ポジティブに受けて次に繋げてもらいたい。


女子サッカーらしい、男子では見られない一面も見る事ができて楽しかった。

京葉線の帰りは、海浜幕張で音楽イベントがあったのか?大勢の人が乗り込んできた。

舞浜でも、大勢の人がディズニーランドからの帰路に着くのが見られた。
22時頃だというのに、ディズニーランドって何時までやってるの?

ちょっとした、蘇我日帰り小旅行は、幕張でイベントが有る時は面倒だと思った。

いつかJリーグでも行く機会は有るかもしれないだけに、押さえておいた方が良いところだろう。