この週末(9/20&21)浦和と大宮でJリーグとWEリーグを観戦した。
浦和&大宮と言えば、2001年に合併してさいたま市となった。
その週末、埼玉県さいたま市でのサッカー観戦の模様をお届けする。
先ず、9月20日(土)浦和で、Jリーグ浦和レッドダイヤモンズvs鹿島アントラーズを埼玉スタジアムで観戦した。
Jリーグのオリジナル10同士で、チームカラーも赤同士の両クラブのライバル意識は、凄まじいものがある。
正に、レッドダービー!
昔のJリーグのヴェルディvsマリノスみたいな黄金カードが見当たらない現在のJリーグだが、スタジアムが真っ赤に燃えたぎる浦和vs鹿島が現在では最も黄金カードに近いと思える戦いである。


前記事で、東京ダービーが5試合連続引き分け続きと紹介したが、浦和vs鹿島は前回まで7試合連続引き分けが続いているカードである。
東京ダービーは、前節でドロー続きにピリオドが打たれたが、このレッドダービーも何とも言えない形で7試合連続ドローに、ピリオドが打たれるのだった。

前半14分、浦和GK西川が痛恨のパスミスを繰り出し、それを拾った鈴木に決められた。
この試合唯一のゴールとなっただけに、それが無ければ、この試合もスコアレスドローで8試合連続ドローに伸びていた可能性もあったかもしれない。
残念ながら浦和は、G大阪戦に続いて痛い連敗となったが、今後浦和vs鹿島をJリーグの黄金カードにしていくよう少しでも上位に進出してもらいたい。
お互いが優勝争い出来るチームになる事で、両者の対決がJリーグ随一のビッグマッチになり得る事だろう。
浦和でのレッドダービー観戦の翌日(9月21日)には、大宮アルディージャVENTUSに招待頂き、NACK5スタジアム大宮でWEリーグ大宮アルディージャVENTUSvsマイナビ仙台レディースを観戦した。
この招待のおかげで、埼玉サッカー観戦ツアーが実現したと言って良い。

NACK5スタジアム大宮となってからは、2013年12月皇后杯準決勝以来凡そ12年ぶりの来訪である。
大宮を訪れたのも、その時以来だが、前身の大宮サッカー場だった頃は、30年ほど前の事だがJリーグ浦和の試合や天皇杯や高校サッカーで度々訪れる事はあった。
その頃は、武蔵野線と京浜東北線を乗り継ぐ面倒なアクセスというイメージだったが、湘南新宿ラインが開通した現在は劇的に便利になった。
昔の大宮サッカー場の頃からは、両ゴール裏に座席を増設しているが、浦和が駒場競技場改修中にホームスタジアムとして使用していた頃から有れば良かったなと思わずにはいられない。
また、あの神様ディエゴ・マラドーナが、1979年ワールドユースで国際デビューを果たしたのが大宮サッカー場だったとは、真にトリビアな話でもある。
ディエゴ・マラドーナ伝説が始まったスタジアムとは、かっこよすぎる
NACK5スタジアム大宮としては2度目だが、大宮サッカー場としては、色々と思い出のあるスタジアムである。
今年3度目となるWEリーグ観戦。




3度のWEリーグ観戦で全てが大宮アルディージャVENTUSの試合であるのは何かの縁なのか!?
直近は、8月17日WEリーグ開幕戦なので覚えている選手も数名いた。
フクダ電子アリーナで観戦した開幕戦では、キックオフ直後にビジョンを撮影している最中に高橋美紀選手が開始40秒ほどでゴールを決めた。
ボランチの選手だが、国立競技場で観戦した時も先制ゴールを決めた選手で得点能力も備えたボランチなのかもしれない。
この試合には出場していなかったが、チーム一の人気選手と思われるのが仲田歩夢選手。
背番号13 AYUのユニフォームを着たファンも数名いた。
13席限定のAYUシートが、1万円で販売されるほど看板選手なのだろう。
左利きのウイングで、クロスが持ち足の左サイドの選手で、開幕戦を観戦した時も最も目に付いた選手だった。
容姿も端麗だし、実力も備わっていれば看板選手である事も解る。
この試合でも楽しみにしていたが、ベンチからも外れていた。怪我か何かで離脱中なのかな!?
試合は、前半に仙台が先制するも、終盤に大宮が追い付いて、その後も勝ち越しゴールに迫る勢いで攻め立てたが、引き分けに終わった。
