国立競技場でJ1リーグ第9節ヴィッセル神戸vsアルビレックス新潟を観戦。


試合観戦前に、スタジアムに併設された簡易のヴィッセルミュージアムを発見したので立ち寄った。

1995年に誕生したヴィッセル神戸は、30周年記念を迎えた。
阪神大震災があった1995年1月17日が、クラブの初練習となる日だったとか…。

その後は、クラブ消滅の危機を乗り越えて、Jリーグ昇格と下部リーグ降格と言った歓喜も悲劇も味わって現在は、Jリーグを代表するビッグクラブにまで登りつめた。
昨季は、J1リーグ連覇と天皇杯の2冠達成。そのシャーレとトロフィーが、国立競技場に出張していた。


スタジアム入場時には、ユニホームを頂いた。

別にヴィッセルサポーターという訳ではないが、頂いたユニホームを装備して観戦に臨んだ。

先に、応援チャントを仕掛けてきたのは、アウェーの新潟サポーターだった。

それに、呼応するかのようにホーム神戸サポーターも応援チャントを始めた。
三ツ沢に続いて、神戸は連戦観戦となる。
試合前恒例の神戸讃歌と共に広げられた巨大フラッグ。

選手入場。

そして、迎えたKICKOFF。

前節の横浜では、後半ロスタイムに決められた同点ゴールをVARに救われて辛くも逃げ切った。


今季未勝利の新潟を相手に連勝で浮上への足掛かりとする事を考えていたはずだったが、前半12分に今季好調を維持している長谷川が、ショートカウンターから見事なコントロールショットを決めて新潟が序盤から試合を動かした。

観てる方は、面白い試合になる事を期待させてくれるような展開だった。

いくら低調とは言え、昨季はJ1連覇&天皇杯と2冠達成した神戸が、このまま終わるとは思えない。

王者神戸の反撃を期待したが、前半は、そのまま終了した。
何時まで、このスコアが維持されるかな!?なんて思いでハーフタイムを過ごした。

しかし、真の王者であれば後半で試合を引っくり返せるものだが、後半もゴールが遠いどころか新潟に追加点まで奪われそうになる有り様だった。

神戸0-1新潟

王者の輝きには程遠いとは言え、試合の序盤で挙げた先制ゴールを最後まで守り切って今季初勝利を挙げた新潟は、ここから弾みを付けたいところ。

関東の神戸ファンに良い試合を見せられなかったが、スタンドからは拍手で迎えられていた。

Jリーグで黄金時代を長く築かせるのは難しいものだと感じさせた。

マリノスもフロンターレも長くは続けられなかった黄金時代。

ヴィッセル神戸も、ここいらで黄金時代の終焉だろうか…!?