今季から大きくリニューアルされた欧州3大リーグ(チャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、カンファレンスリーグ)もリーグフェーズが終わり、round16進出を懸けたプレーオフに突入する。


そして、ヨーロッパリーグに参戦中のラツィオが、36チームで争われたリーグフェーズを首位で通過した。

しかし、対戦相手が、それぞれのチームで異なるだけに勝ち点数が、そのまま強さに反映されるものではない事は百も承知である。

現実的に、リーグフェーズ2位~11位のチームとは対戦しなかった事も確かだ。

それでも、36チームで争われた中での首位通過は、景色が素晴らしいものではないか!
リーグフェーズで対戦したクラブを見返しても、FCポルト、レアル·ソシエダに、ラツィアーレ入場禁止で行われた完全アウェーのアヤックスを撃破してのものだけに対戦相手に恵まれた訳ではない。


今季のラツィオは、昨季主力だった選手達がごっそり抜けて、監督も変わってチームもガラリと変わったが、セリエAでも4位と健闘していて良いシーズンを送っている。

ヨーロッパリーグでもセリエAでも、ここまでやれると予想できた評論家は皆無だろう。

鎌田が退団して日本での扱われ方も小さくなったが、ここまでは昨季以上の成績を残しているので満足している。

昨季から大きく生まれ変わったチームだけに、初年度から結果を期待するのは酷だと思われるが、ヨーロッパリーグもセリエAも行けるところまで突っ走ってもらいたい。