2024年11月11日(月)、福岡遠征最終日を迎えた。
本日は、関門海峡を徒歩で通行した後で、巌流島へ行くプランを立てている。
本州と九州の間に位置する関門海峡を徒歩で通行が出来ると知ったのは、2000年頃だったか…、前に勤務していた会社の同僚に教えてもらった事だった。
その頃から一度やってみたい!と思うようになった。
2013年にWBC観戦で福岡を訪れた時は、熊本城に行った事と王貞治ベースボールミュージアムに行ったので、関門海峡徒歩通行は叶わなかった。
それから、2020年の佐賀桜マラソンの時も、プランには入れたが、コロナで中止となって叶わなかった。
関門海峡徒歩通行を何時かやってみようと思うようになってから24年後…、ようやく実現する時が来た。
8時30分頃ホテルをチェックアウトすると、天神から博多へ向かった。

博多駅では相撲の着物を着た力士と思われる人がタクシーから降りるところを目撃した。
昨日から大相撲九州場所が開幕して2日目を迎えたのだった。
それから博多に纏わる話では、トーマスは福岡遠征出発までは、誠にお恥ずかしい話だが、福岡県博多市だと思っていた。
福岡県福岡市博多区と知ったのは、福岡遠征期間の週間天気予報をスマホのアプリで調べた時だった。
福岡市と博多駅ができた背景には、福岡県内で歴史的な経緯があるようだが、ここでは割愛させて頂きます。
博多駅から山陽新幹線東京行きに乗って小倉駅へ向かった。

本日は、福岡遠征最終日で東京に帰る日なので、終着駅まで…、と行ってしまうところを抑えて小倉で降りた。
博多から小倉までは僅か1駅だが、意外と降りる人が多かった事に驚いた。
でも、コスパとタイパを考えれば納得もできた。
博多から小倉まで高速バスを使えば、料金は1,500円だが時間は凡そ100分かかる。
在来線でも料金1,310円で1時間20分ほどかかる。
それが新幹線なら、2,160円で15分で行けるので、コストよりもタイムを取る選択も多いに有り得る。
小倉駅からは、在来線に乗り換えて門司港駅へ向かう。
門司港駅から、関門海峡を徒歩通行する関門人道トンネルまで公式記録で6.7㎞を歩いて目指す。
途中の和布刈街道沿いの線路上に野良猫君を発見した。

電車が走らない平日は、野良猫君の遊び場であるみたい。

関門海峡に架かる関門橋を目指して、ひたすら歩いた。

途中で道が分からなくなってグーグルマップを開いた事もあったが、どうにか関門人道トンネルまで辿り着いた。

ここから、エレベーターで降りてトンネルの入口へ行く。
※エレベーター稼働時間注意6時~22時※

エレベーター内は殺風景な感じだった。

関門人道トンネル入口まで来た。
トンネルの向こうは、本州山口県である。
関門海峡突破へ向け、いざ進め!

関門人道トンネルの途中には、福岡県と山口県の県境がある。

山口から福岡へ向けて歩く人とは数人とすれ違ったが、福岡から山口へ歩く人は1人だけトーマスが後ろから追い越しただけだった。

そして遂に、24年越しの念願でもあった関門海峡徒歩通行を果たしたのだった。

780mの関門人道トンネルを抜けて、山口県に辿り着いたのも初めてである。
福岡遠征最終日の最初の目的は、果たした。
次は、巌流島を目指して再び歩き出す。
壮絶·福岡遠征記vol.5
念願成就関門海峡徒歩通行終わり
to be continued
