ルヴァンカップ1stラウンド3回戦、町田ゼルビアvs鹿島アントラーズを町田GIONスタジアムで観戦した。

この観戦を決めたのは、スタジアムへのアクセスが不便な事で知られる町田GIONスタジアムに鶴川駅から徒歩60分の男気コースが有ると知って、何時か挑戦してみたいと思っていた。

そして、遂にその時が来たのだった。
スタジアムまで徒歩60分であれば、自宅から味の素スタジアム、職場から味の素スタジアム、東川口駅から埼玉スタジアムで歩く時間と同じなので、男気コースもちょろいだろうと思っていた。
実際に歩いてみたところ、行きはコースを外れて大分遠回りしたのでスタジアム到着まで2時間かかったが、順調にコースを通ってきた帰りは凡そ45分で鶴川駅に到着した。

案の定、道を間違わなければ味スタや埼スタまで歩くよりも楽なくらいだった。
↑こんなに少ない来場者でも、帰りのバスの行列があんなにも長くなるようでは、1万5千人(満員)も入れば帰りのバスが2時間待ちも納得できる。

帰りにバスを利用するのは、相当厳しい。

男なら黙って進め!


初めての町田GIONスタジアム。

無事にスタジアムに到着して始めに思ったのは、ここはスタジアムというよりも城みたいに思った。

入場ゲート×→入城ゲート○、再入場×→再入城○
メインスタンド×→メインパレス○、バックスタンド×→バックパレス○

更に驚いたのは、グッズショップだった。
サッカーは、戦争は戦争でも武器を持たない戦争であるゆえに防具ならともかく武器は必要ない。

サッカーの試合で、剣は要らない。

まるで、ドラクエの世界みたいだった。

それなら、いっそのこと町田GION城でも良いだろうと思った。


これから、天空の町田GION城で行われるのは、J1リーグ首位町田ゼルビアvs3位鹿島アントラーズというルヴァンカップ1stラウンド3回戦にしては早すぎるビッグマッチである。


ルヴァンカップ1stラウンドは、格下クラブの本拠地で一発勝負で勝敗を決するが、町田はJ2からの昇格クラブではあるものの、現在J1リーグ首位を走っているように何処と対戦しても決して格下ではない。
直近のJ1リーグで、ヴェルディとの東京クラシコをマニータ(5得点)で撃破したメンバーとは大分入れ替わっていたが、それでも町田は首位を走るに相応しい戦いを演じてくれた。

前半に、ミッチェル·デュークの2得点で町田が2点リードで折り返した。

後半、鹿島は鈴木、チャブリッチといった主力をピッチに送り出すものの、最後まで町田GION城を攻め落とす事は出来なかった。

町田GION城が高らかに勝利の宴。
町田ゼルビア、プレーオフラウンド進出!
セレッソ大阪との対戦に決定。

男気コースさえ制覇すれば、町田GION城はアクセス不便ではない。

初めての町田GION城は、ちょっとしたアドベンチャーだった。

今度行く時は、鶴川駅からの男気コースを外れないようリベンジ果たすアドベンチャーとなるだろう。