中国サッカー協会は、3月に行なわれる予定だったアルゼンチン代表2試合を中止とする事を発表。


香港でのメッシ騒動の余波が思わぬ所へ飛び火した事になる。


気持ちは解るが、何とも勿体ない話。


もし、日本でアルゼンチンvsナイジェリアとアルゼンチンvsコートジボワールが観れるとなればトーマスなら喜んでチケットを買う。


それが、インテル·マイアミのアジアツアーで、メッシが香港で出場して日本では欠場したからと言って日本サッカー協会がアルゼンチン代表の試合をキャンセルしたら、トーマスだったら絶対に日本サッカー協会を許す事はないだろう。


二度と侍ブルーの試合を観戦する事はないし、アンチ侍ブルーになっているだろう。


もっとも、日本サッカー協会だったら中国と同じ立場になっても、そのような事はしないと思うが。



それにしても、この問題を中国のサッカーファンは、どのように捉えているのだろうか?


アジアのサッカーファンにとっては、アルゼンチン代表を、メッシをスタジアムで観れる機会など、そう有るものではない。

アルゼンチン代表にとって今度の中国遠征は、コパ·アメリカに向けての貴重な準備期間だった。


これで中国とアルゼンチンは、修復不能な関係となっただろう。


アルゼンチンだけではない。他の強豪国だって中国は敬遠する事も考えられる。


メッシ騒動に対する香港中国の憤りは理解するが、それはインテル·マイアミとの問題であってアルゼンチン代表とは関係ない。


今回の中止決定の代償は高く着く事になるだろう。