Jリーグ30周年もいよいよ今週で終了を迎える。
今年は、招待チケットと激安優待チケットで、例年以上に多くのスタジアム観戦機会に恵まれた。
中でも、3度スタジアム観戦したヴェルディと、2度スタジアム観戦したエスパルスの対戦カードとなったJ1昇格プレーオフ決勝は、是非国立競技場で観戦したかった。
当初は、仕事の都合上、難しいと思われたが、国立観戦への道を模索し、どうにか蹴りを着けて国立観戦への道を切り開いた。

ヴェルディ、エスパルスの大一番と聞くと、今から30年前が鮮明に甦る。
1993年12月1日、国立競技場でJリーグ2ndステージ天王山が行なわれた。
それから、30年後にJ1昇格を懸けた戦いで激突する事になるとは…、30年前はTV観戦だったが、国立競技場は当時と似たような雰囲気に包まれていたのではなかろうか…。

両チームスコアレスで後半に折り返す際に、ヴェルディ側で広げられようとした巨大フラッグだが、トラブルからなのか!?なかなか上手く広げられない。
J1昇格を左右する重要なPKを決めた、チアゴ·サンタナと染野のメンタルも凄いものだった。
特に、ヴェルディ側に与えられたPKは確かに微妙なものだったが、後半ロスタイムにVARの後で迎えたPKは、先制点となったサンタナ以上に重圧がのし掛かるものだっただろう。
ドローながらも順位でJ1昇格を逃したエスパルスだが、J1昇格プレーオフ決勝カードが決まった時から両チームにJ1昇格してもらいたかったし、どちらが昇格するかスタジアムで見届けたいと思わせるカードだった。
エスパルス戦選手入場時にスタジアムで流れる雷神は、J1の舞台で響かせたい。
再来年は、昇格しますように…。