コロナ以降、遠ざかっていたプロ野球スタジアム観戦も遂に復帰を果たした。


2023年、プロ野球を締めくくるアジアプロ野球チャンピオンシップ決勝&3位決定戦を東京ドームで観戦した。

2019年9月1日、甲子園で伝統の一戦を観戦した時以来となるプロ野球観戦。

東京ドーム観戦は、2017年3月15日WBC侍ジャパンvsイスラエル戦以来となる。

スタジアムに到着してから見つけた自販機でGiants cafeを発見した。(オレンジが微糖、黒がブラック)

ユニフォーム付きチケットなので、ユニフォームを受け取った後でスタジアムへ入場した。


6年半ぶりとなった東京ドーム観戦で大きく変わった事は、スタジアム内が完全キャッシュレスになった事。

国内、海外も含めたスタジアム観戦でスタジアム内で現金での買い物が出来ないなど初めての事だった。

自販機やスタンドでビールやジュース等を売り歩いている人から買う事ですら現金は使えない。

将来的には、人が集まるイベントでは完全キャッシュレス化が進むとは言われているが、個人的には、そんな風にはなって欲しくない。


試合前に、侍ジャパン面々のパネルと記念撮影を行なった。


第1試合、オーストラリア🇦🇺vs🇹🇼台湾が、4年ぶりのプロ野球観戦第1号となった。
閑散としたスタンドだったが、1塁側スタンドで台湾代表を応援する台湾人と思われるファンと、3塁側スタンドでオーストラリア代表を応援する日本人ファンで賑やかなスタンドだった。

オーストラリア代表を応援する日本人の応援チャントが、誰もいないライトスタンドに山びこのようにこだまして3塁側スタンドまで返ってくる感じが何とも言えない新感覚だった。

試合は、リーグ戦では台湾代表が6-0快勝だったが、3位決定戦では、リーグ戦全敗のオーストラリア代表が3点先制される厳しい展開ながらも一度は追いつく粘りを見せた。

試合を引っくり返す勢いまで見せたオーストラリアだったが、白熱の試合のクライマックスは、9回裏台湾代表のサヨナラ打で決した。

オーストラリア🇦🇺 000 100 200   3
台湾   🇹🇼 003 000 001x 4

第2試合であるアジアプロ野球チャンピオンシップ決勝戦も白熱した3位決定戦に負けない好試合となった。

アジア王座を懸けた日韓激突🇯🇵⚾️🇰🇷
トーマスが、これまでに侍ジャパンの試合を観戦した8試合は全勝している。

4回表に、ミス絡みで2点先制された時も負ける気は、全くしなかった。

案の定、先制点のきっかけとなるエラーの帳消し弾となる牧のソロと佐藤輝明の犠牲フライで追いつくと、タイブレークの延長戦でも韓国を競り落としてアジア王座に輝いた。

韓国🇰🇷 000 200 000 1 3
日本🇯🇵 000 011 000 2x  4

井端監督初陣初優勝の胴上げ。
スタジアム観戦で見た胴上げは3度目で、過去2度の胴上げは、2005年ロッテのバレンタイン監督と2017年広島の緒方監督だった。

いずれも相手チームの胴上げだったが、3度目の今回は初めて歓喜の胴上げが見れた。

WINNER JAPAN 🇯🇵

スタジアム1周のビクトリー行進。


歓喜の宴は、続く。





アジアの戦いとは言え、若手の力で掴み取ったタイトルだけに出場した若手侍には貴重な経験となっただろう。

4年ぶりのプロ野球観戦となったアジアプロ野球チャンピオンシップは、3位決定戦共々忘れを得ぬ素晴らしいものとなった。