Jリーグ30周年記念キャンペーンで、Jクラブよりご招待頂き、8月5日(土)は国立競技場で名古屋グランパスエイトvsアルビレックス新潟、8月6日(日)は味の素スタジアムで東京ヴェルディvs清水エスパルスをスタジアム観戦した。

Jリーグがスタートしてからの30年間で、週末2日連続でスタジアム観戦したのは初めてであり、このような機会を与えて頂いた事に感謝します。

初日である8月5日の国立競技場は、鯱の大祭典として華やかに行なわれた。
スタジアムへ招待して頂いただけでなく、レプリカユニフォームまで頂き、重ね重ね感謝。

名古屋が、国立競技場で試合を開催するのが28年ぶりというのには驚かされた。

国立は、やはり特別な舞台。

選手入場時、鮮やかなコレオグラフィーで彩られた。

迎えたキックオフ⚽️
この試合の観戦前日には、残念な知らせも聞いていた。

楽しみにしていた選手の一人である、マテウス·カストロがサウジへ移籍したという知らせ。

前々から感じていた事だが、Jリーグは、この時期に中心選手を海外クラブへ引き抜かれて、優勝争いに影響を及ぼさない訳がない。

マテウスがいたトップ下のポジションは、和泉が引き継いだが、前半途中に和泉が負傷退場した後は、完全に新潟にボールを握られて試合を支配されていた。

1-0で勝利したものの、名古屋が先制ゴールを決める前に和泉が負傷退場していたら、勝ち点を落とす結果になっていたかもしれない。

天下統一を掲げる名古屋グランパスエイトだが、マテウスロスは簡単に克服できるものではない。

新潟に勝利したとは言え、天下を取れるか不安を残した。


続いて、翌日の8月6日(日)は、4年ぶりに味の素スタジアムでJリーグ観戦。
J2リーグだが、オリジナル10同士の対決。

東京ヴェルディvs清水エスパルスを観戦。

30年前、両雄はJリーグ2ndステージで最後まで優勝争いをして、ナビスコカップ(現ルヴァンカップ)決勝戦も戦った。

今年は、J2に身を落としているものの、両者共に熾烈なJ1昇格争いを演じている。

首位を走る町田と並び、J2最少失点タイの東京V(3位)と…、

J2リーグ最多得点を誇る清水(4位)の対決。

招待チケットながら、素晴らしい座席で観戦させてもらった。(パリvsインテルなら15万円の座席)

矛盾対決ながら、ボールを支配して優勢に試合を進めたのは盾である東京Vだった。

清水は乾がピッチに居ない(ベンチスタート)事が影響してるのか!?

しかし、前半35分先制ゴールを決めたのは、乾に代わってトップ下で先発出場した鈴木唯人だった。

押されていた清水が少ないチャンスを生かして、堅守東京Vゴールをこじ開けた。

後半途中から乾、昨年J1得点王サンタナがピッチに出て来ると清水の攻撃も活性化した。

ゴールシーンこそ見られなかったが、前日のJ1と同じく1-0だったが、味スタの1-0の方が見ごたえのある試合だった。

勝った清水エスパルスは、同勝ち点ながら得失点差で東京Vを上回り、3位に浮上した。

招待してもらって言うのもだが…、実のところ、2001年にヴェルディが東京に移転して東京ヴェルディになってから、6度のスタジアム観戦で一度もヴェルディの勝利をスタジアムで観た事が無い(1分5敗)。
2001年3月 FC東京
2014年5月 岐阜
2015年3月 C大阪 △
2016年3月 町田
2017年9月 松本山雅
2023年8月 清水

6年ぶりとなる東京Vのスタジアム観戦で頭から消えていたが、試合終盤で東京Vが猛反撃している時に、ふと思い出した。

試合終了のホイッスルを聞いた時は、少し申し訳ない思いになったが、現在のJ1昇格争いに身を置けるようになった東京Vなら、スタジアムへ行く機会があれば勝利を観れる時もそう遠くはないだろう。

この夏、久しぶりにアクティブなトーマスを取り戻せた気がする。

スタジアムで観るサッカーは、やはり一味もふた味も違う。

コロナで忘れていた感覚を取り戻せた2023年の夏も記憶に残るものとなるだろう。