ドイツ代表にとって煮え湯だったカタールW杯での侍ブルーとの戦い。
その時から10ヶ月後の9月10日(日本時間9月9日)ドイツ·ヴォルフスブルクで、ドイツ代表vs侍ブルーのマッチメイクが発表された。
報道では『リベンジ』なんて言葉もちらほら見られるが、ドイツ代表には、そのような位置付けではないだろう。
あくまで来年のユーロを目指す過程の一つと捉えるべきと思われる。
ワールドカップでの勝利と親善試合での勝利では、意味合いが全然違う。
本当にリベンジを掲げるなら、日本で侍ブルーサポーターで埋め尽くされたスタジアムで勝利してこそだろう。
ロシアW杯では、韓国に破れてグループステージ敗退の憂き目にも遭っているので、日本と韓国へアジアツアーリベンジシリーズなんていうのもアリではないか…、とも思っていた。
UEFAネーションズリーグが出来てから、アジアと欧州の国とのマッチメイクが組みにくくなった中で、侍ブルーとドイツ代表の親善試合が実現出来たのは良いが、やはり日本で観たかった。
しかし、ユーロホスト国として優勝を目指すドイツ代表の親善試合の相手に侍ブルーが選ばれたのは素晴らしい事。
いくら、ドイツ代表にとって日本代表との試合がリベンジという位置付けではないにしても、ホームで日本代表に負ける訳にはいかない。
お互いにとって、中身の濃い戦いとなるだろう。

