昨年晩夏に開幕を迎えた欧州三大リーグ(ラ·リーガ🇪🇸、セリエA🇮🇹、プレミア🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿)も先週末、時を同じくして閉幕した。

先ず、ラ·リーガ🇪🇸はレアル·マドリードが第34節に優勝を決める独走を演じた。

最大のライバルであるバルサは、財政破綻からメッシが退団し、変革期を迎えたチームはシーズン前半は波に乗れず、9位まで沈んだ時期もあった。

シーズン後半は、バルサらしいサッカーを取り戻して上昇したものの、レアル·マドリードとは大きく水を開けられた。

昨季優勝のアトレティコ·マドリードも自慢の堅守が影を潜めて優勝争いにも加われなかった。

その他のクラブもレアル·マドリードに太刀打ち出来るクラブも無く、今季はレアル·マドリードの独壇場に終始した。
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セリエA🇮🇹とプレミア🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿は、シーズン最終節に優勝が決まるスリリングなシーズンとなった。

セリエA🇮🇹は、ミランが11シーズンぶりにスクデットの栄冠を手にした。
最終節(vsサッスオーロ)は、アウェーのマペイスタジアム(21,000人収容)に18,000人のミラニスタが集結。

ピッコロ·サンシーロと化した中でミランがサッスオーロを3-0で一蹴した。

サッスオーロは、3失点全てが不用意なボールの失い方によるミスからのショートカウンターだけに、援護射撃を期待していたインテリスタをがっかりさせただろう。

もう少し先の分からないエキサイティングな試合、それからスクデット争いの行く末を期待したが、前半だけで行方が決してしまい期待外れの最終節となった。
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最終節の終盤まで優勝争いの灯が灯り続けたのは、プレミア🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿リーグだった。

ホームでアストンビラに勝ち点を落とせば、よもやのV逸かもしれないマンチェスター·シティは、まさかの2点を先制された。

でも、2位リバプールもリードを許す展開に、マンCはそこまで切羽詰まった様子にもならなかった。

最終的には、マンC、リバプール共にドラマチックな逆転劇で勝利した。

セリエAと同じく首位を走っていたマンチェスター·シティが逃げ切った。
ただ、試合後には歓喜に沸いた大勢の観客がピッチに乱入し、アストンビラのGKオルセンが悪質なファンに後頭部を殴られる事件が勃発していた。

祝勝ムードのクラブに対してファンが台無しにする事件となった。

クラブは被害者となったオルセンに謝罪し、加害人物を特定して、その者をスタジアム出入り禁止処分にするというが、スタジアムのセキュリティにも問題があったのではないだろうか!!

プレミアリーグは、セリエAとは違って治安面で問題が少なく観客がピッチまで入り易い状況にある。

そう言ったところを改善しなければ、また同じ事が起きるだろう。

プレミアリーグ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿は、来季以降DAZNで観れなくなるかもしれないだけに心配もある。

しかしDAZNは、値上げしておいてプレミアリーグ🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿観れませんでは、とても許せるような話ではない。

月額1,925円から3,000円に値上げしたのだから、命懸けで交渉をまとめてもらいたい。

その責任は、あるだろう。
しっかりと責務は、果たしてもらいたい。