
凡そ一月前に緊急事態宣言が発令されて不要不急の外出自粛が呼び掛けられてから間違いなく人通りは減った。
しかし、その後4月25日よりステイホーム週間が始まって更に人通りが減ったかと言うと、それは「ノー」である。
緊急事態宣言が発令された時点で、ステイホームは既に開始されてるはずである。
ステイホーム週間が始まり、目についた変化と言えば公園の遊具が軒並み閉鎖されてる事くらいである。
それにより、公園から締め出されたのは保育園幼稚園児だけで、それより上の年代の奴らは変わらず公園で球遊びをやっているという現状が腑に落ちないでいる。
外出自粛を促すために公園の遊具を閉鎖するのは、やむを得ない措置だったと思う。
でも、公園の遊具だけが禁止で球遊びは暗黙の了解では公園を追われた園児逹に示しがつかないだろう。
公園のグランドでサッカーをやってた高校生が大人に注意されると、その高校生は「サッカーをやってただけなのに…」と逆に困惑してしまったという。
完全に道徳が無い事をさらけ出している。
何処の学校?って感じ。
そいつらからすれば、「自分たちがコロナに感染しなければ良いだろう」という考えなのだろう。
でも、サッカーをやりたい団体全てを容認してたら、ここでもサッカー、あっちでもサッカー、そっちでもサッカー…、至るところでサッカーが増えて感染爆発を招く要因になると言う事を学校の道徳で落とし込む必要があっただろう。
コロナの今の時期は、国語や数学よりもずっと大事だと思う。
高校生以下の青少年レベルでは、なかなか社会全体を見渡す目は持てないだろう。
休校に入る前に、ステイホームの重要性を確り説いておく必要があったと思われる。
子供の道徳不足は大人の責任もあるが、パチンコの次はバーベキュー!?
不要不急外出自粛モラルの無い大人は、最早打つ手無し。
自粛というのは強制力が無いのは百も承知。
でも、著しく新型コロナウイルス感染拡大となる行為に出た者に10万円の給付金を渡さない!という決まりを制定したら面白いだろう。
それでも、パチンコに行けるか?バーベキュー出来るか?
そういう決まりがあれば、これは見物である。
そのくらい、やってもらいたい。


