
令和元年最後のJ2公式戦柏vs京都で日本サッカー史上に残り続けるであろう衝撃的スコア13-1の試合が観られたが、世界のサッカーではアフリカ南東部の離島マダガスカルでもっと(×10)凄い衝撃的スコアの試合が存在していた。
2002年10月31日THBチャンピオンズリーグ決勝ラウンド第3戦アデマvsレミルヌで、スコアは149-0!!!!!!!!!!

この試合は、当時『トリビアの泉』という番組でも紹介されていたみたい。
動画をご覧になられた通り、149点全てが意図的なオウンゴールで、まともな試合ではなかった。
それだけに、世界ギネスとして認定された事には首を傾げる。
オウンゴールを指示した監督と関与した選手には、重い出場停止処分が下されただけに高橋陽一先生が直々に画を描いて下さったとは言えキャプテン翼を使うのもシックリ来なかった。
まともな試合では、2001年4月11日に行われた日韓W杯オセアニア地区予選オーストラリアvsアメリカ領サモアで31-0でオーストラリアが勝った試合が国際Aマッチ史上最大の大差試合となっている。
当時は、オセアニア地区に所属していた地区の盟主オーストラリアとFIFAランク最下位アメリカ領サモアだけに、そのようなスコアとなってしまったが、この試合で敗れたアメリカ領サモアは後に『ネクストゴール』という映画のストーリーにもなっている。

サッカーファンなら一度ご覧になってもらいたい!
W杯本大会では、1982年スペインW杯ハンガリーvsエルサルバトルで10-1でハンガリーが勝った試合が最大の大差試合となっている。
イタリアでは、2019年2月17日に行われたセリエCのクネオvsプロピアチェンツァの20-0が最大大差試合となっているが、この試合は敗れたプロピアチェンツァが財政難の為に10代の選手7人しか出場させられないと言った事情もあった。
2010年10月24日に行われたオランダ・エールディビジPSVvsフェイエノールトの10-0もオランダでは名門同士の対決だけに目を疑うスコアだった。
まともなプロの試合で13失点したクラブは世界を探しても過去に存在しないよう。
しかし、不名誉な記録を作った京都だが、彼らも最終節までJ1昇格に望みを残していた事を忘れてはならない。
0-31からW杯予選初勝利を挙げたアメリカ領サモアのように、京都も1-13からJ1昇格を目指して奮起してもらいたい。

