
■2019/7/30 試合結果
対中日 15回戦 甲子園
中|101 002 020|6
神|010 022 002x|7
勝:浜地1勝1敗0S
敗:岡田2勝1敗2S
HR:ソラーテ ツーラン2号・ツーラン3号、阿部ソロ4号
中:大野雄-谷元-三ツ間-藤嶋-ロドリゲス-岡田
神:ガルシア-島本-守屋-岩崎-ジョンソン-浜地

令和最初の虎観戦となったウル虎の夏後半戦中日との初戦は、シーソーゲームの末に虎が劇的な逆転サヨナラ勝利を収めた。

結果だけを見れば良い試合だったかもしれない。
しかし、スコア以上にミスが目立った試合でもあった。

記録に残る4つのエラーとは別に、記録に残らないミスや危なっかしい送球も目に付いて、とてもプロの試合とは思えない内容だった。
先ずは初回、ビシエドの併殺崩れの間に入った中日の先制点もエラーは付いてないが、糸原のファンブルによるものだった。
虎は、これだけミスを連発しながらも本当に良く勝った。
1試合で4つエラーしたチームが、ノーミスのチームに勝つなんて珍しいだろう。
打って勝った試合だった。
2本のツーランを放ったソラーテだが、2つエラーして失点に絡んだ事も見逃す事は出来ない。
浜地のプロ初勝利とソラーテの劇的な逆転サヨナラ弾は、8回表に糸原がサードフライをエラーしなければ無いものだった。
リードしていても、されてても、最後まで何が起きるか分からない雰囲気だった。

長いペナントレースでは、勝敗以上に反省しなければならない試合もある。
スタジアム観戦であれば、勝てばそれで良いが、虎にとっては喜んでばかりいれる試合ではなかった。

