
龍河洞冒険を終えて次の目的地である桂浜に行く際には、台風による避難準備を知らせるスマホのアラームが、頻繁に鳴り響いていた。
東から西へ逆向きに進行する台風は翌日未明にやって来る。
しかし、避難準備の指示が出ている地域の一つである龍河洞がある高知県香美市は間もなく離れるので、アラームは気にしなくて良い。
翌日は、夜行バスで東京へ帰る事になっているが、桂浜へ向かう途中では本日の東京行き夜行バス(帰る前日)は運転取り止めの知らせも届いた。
明日は大丈夫かな!?なんて車の中で話ながら桂浜へ到着した。

駐車場料金が、思いがけず無料と喜ぶうぴょさん姉弟。
おかげで車を止めて一緒に降りてくる事が出来ました。
高知県の名所の一つである桂浜の波の音と微かに聴こえるツクツクボウシの鳴き声を、とくとご覧あれ...。
海と言えば、サザンオールスターズ?加山雄三?

しかし、ここの海は遊泳厳禁!
陸から数メートルで水深5メートル以上となっているばかりか引き波が強いので、沖へ流されてしまうという。
正にdeath marine(デスマリン)

地元民以外の観光客が、このデスマリンに悪ふざけで立ち入る事もあるという。
さもなくば、2005年日本シリーズでマリンズ打線にボコられた虎投手陣のように桂浜マリンズに呑み込まれてしまう。
現実に、そういった海難事故も起きているので、命が惜しければ桂浜デスマリンには挑むべきではない!

万一、引き波にさらわれたら、陸へ向かって泳ごうとせずに、左右どちらかへ向かって泳いで難を逃れるようにするしかない。
桂浜の海岸を眺める坂本龍馬像を背後からパシャリ☆photo

坂本龍馬像からは、「ニッポンの夜明けは、近いぜよ!」という声が聞こえるようだった。

最後に、坂本龍馬像と記念撮影して桂浜を後にした。

桂浜の次に向かったのは、高知競馬場だった。

夜さ恋ナイターという名の通り、トーマス自身ナイター競馬観戦は初めてだった。

凱旋門賞のパブリックビューイングで夜に東京競馬場へ行った事ならあるが、一度夜に競馬観戦をしてみたいと思っていた。
高知競馬所属ジョッキーを紹介するボードを発見。

トーマスが勤める老人保健施設も受付に職員紹介のボードがあるが、我々の施設職員の数の方が多い。
高知競馬場の馬券を買う為の投票カードの表と裏。


馬券購入の発券機兼当り馬券払い戻し機。

競馬場場内へ入ってきた。

到着した頃は、まだご覧の通り薄暮れ時だった。
高知競馬と言えば、真っ先に思い浮かぶのはハルウララだろう。
映画化までされているアイドルだけにグッズも売っていれば買いたいと思ったが、残念ながら見当たらなかった。
最初の競走馬が目の前を駆け抜けて行った。

パドックを周回する競走馬達。

ここの競馬場では、パドックでも実況と解説が放送で流される。
グリーンチャンネルを観てるような感じである。
騎手を背に、本馬場へ向かう。

パドック解説の者が喋った事を信じて、そのまま馬券を購入した。
高知競馬デビューの馬券。

馬連でも競走馬の名前が表示されるのは、JRAでも見た事がない斬新なシステムである。
それとも現在はJRAでも単勝複勝馬券だけでなく、馬連も競走馬の名前が表示されるのだろうか!?
パドックの解説者が言った通り購入した馬券は外れた。

地方競馬もJRA同様に、メインレースの後で最終レースを行うが、メインレース終了と同時に競馬場を後にした。
ナイター競馬もロマンチックで良いものだった。
JRAも安田記念辺りから夏期競馬は、ナイターにしても良いのではないかと思った。
日本ダービーの翌週に行われるJRAナイターGⅠ も変わった趣向で面白そうだが、どうだろうか...?
昼間とは、違った雰囲気で競馬が観れて楽しいと思う。

