
■2017/9/1 試合結果
対中日 21回戦 甲子園
中|000 000 300|3
神|001 100 03x|5
勝:岩崎3勝0敗0S
S:ドリス3勝3敗34S
敗:又吉6勝2敗0S
HR:中谷ツーラン17号、鳥谷ソロ4号
中:笠原-三ツ間-祖父江-又吉
神:青柳-桑原-岩崎-ドリス
今季3度目の甲子園虎観戦、中日との3連戦初戦は劇的な逆転勝利でスタートした。
試合前には、ルーキー大山の4番スタメン発表に甲子園がどよめいた。

ドラフト制後、ルーキーの4番スタメンは虎では史上初めてらしい。
3回裏、ルーキー4番大山がレフト線へ先制タイムリー2塁打を放って早速期待に応えた。

4回裏の攻撃前にはベンチ前で円陣を組んでいた。

そして二死から、坂本の左中間2塁打と投手青柳のタイムリーで追加点を奪い取った。
虎のペースで終盤を迎えたが、7回表に流れが一辺する。
先頭打者高橋に2塁打を打たれると、続く工藤の送りバントを処理した坂本が3塁へ送球。
これが、フィルダースチョイスとなった。
工藤のバントは下手にキャッチャー前に転がっただけにタイミング的には3塁でアウトにできたが、送球がファールグランド方向に逸れて尚もショートバウンドとなったのでランナーを生かしてしまった。
2点ビハインドの7回表で1点を取りにきたという中日の攻めそのものに驚いた。
中日ベンチは、8回表以降虎のドミニカンリレー(マテオ-ドリス)から1点以上取れると思ったようだ。
虎もドミニカンリレーを信頼していれば、無理に1点を防ぎに行かずに1塁でアウトを取れば良かったが、工藤のバントが下手だっただけに確実に3塁でアウトにもしてもらいたかった。
虎は、同じ7回表にもう一つ重大なミスをして中日に逆転まで許した。
松井祐に2点タイムリーを打たれて同点に追いつかれ後で、二死1,2塁のピンチを迎えるが藤井をショートゴロに撃ち取り、ピンチを切り抜けたと思われたが、ショート北條がゴロを大きく弾いた。
窮地に立たされた虎だが、ドラマは8回裏に起きた。
打撃不振に苦しんでいた中谷のツーランで逆転。

そして、興奮冷めやらぬ内に続く鳥谷も連続ホームランで、更に1点を追加。

意外にも鳥谷は今季甲子園初アーチだった。
勝利のハイタッチ。

優勢に進めていた試合を7回表の二つのミスで劣勢に立たされたが、野球は誰かがミスをすれば他の選手がフォローするチームスポーツでもあると虎OB赤星氏が言うように中谷と鳥谷が坂本と北條のミスをフォローして、虎を勝利に導いた。

もし負けていれば、逆転負けの嫌な雰囲気で2,3戦目を迎えていただけに、本当に救われた。

トリメーターを一つ上げて2000本安打に一歩近づいた。

お立ち台で甲子園での2000安打について触れられて、鳥谷は来週末も甲子園で試合があるとしたが、そこまで延ばさずマツダスタジアムでの首位攻防で決めても良いだろう。


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