2010年から今年まで東日本大震災で中止となった2011年を除いて毎年参加しているかすみがうらマラソンについてrunnetの書き込みで目に付いたものがあった。

それは、大会運営者やボランティア等のスタッフ関係者は良好だが、参加者のマナーが良くないと言った内容だった。

読んでいて、「それは確かに...」と思うものもあれば、「それは、ちょっと微妙では...」と思うものもあった。

まず、頷ける書き込みではドリンクエイドで飲み終わった紙コップを道路に捨てていくランナーが多いというもの。

これは確かに、片付けるボランティアさんの事を思えば、良い事ではない。

もちろん、トーマスは道に捨てた事は一度もない。

でも、捨てるゴミ箱がもう少し大きくて少し遠目からトスしても入るくらいだと良いな...と思った事はあった。


それから、「微妙では...」と思うものでは、タイムの虚位申告である。

要するに、その者が言いたい事は遅いランナーが前のブロックに居るという事であるが、これは参加を申し込む時に聞かれるのは目標タイムなので、少しくらい早目のタイムを言う事が虚位申告に該当するとも言えないとだろう。

余りにもあからさまな場合は別だが、かすみがうらマラソンは25㎞辺りまではアップダウンが有って、前半温存で後半勝負がセオリーでもある。

そのため、かすみがうらマラソンを知っているランナーは前半は抑え気味に行く事を考えるだろう。

序盤からかすみがうらマラソンのセオリーに反してガンガン飛ばす者が、そのように思うのかもしれない。


参加者のマナーという観点では、今年のかすみがうらマラソンでは、大きなヒヤリが有った事を伝えておく。

12㎞~13㎞辺りを走っている時だった。

前のランナーが何か小さい物(何だか判らないが)を落として、急に立ち止まって戻って落とし物を拾う行動に出た。

その地点では、4時間ペースアドバイザーと一緒に走っていて周囲はごちゃごちゃしていたので、横に避ければ隣のランナーに接触するし、立ち止まれば後続にもランナーが続いていたので、それも出来なかった。

とっさの判断で、落とし物を拾っている者を飛び越えて避けた。

競馬ではレース中に落馬が有ると後続の馬は障害物を飛び越える習性があるという。

馬券は買わないが、競馬を観戦するのは好きで思わぬ所で、それが活かされた。

それにしても、マラソン中に物を落とすというのは、くれぐれも気を付けてもらいたい。

コース内は高速道路と一緒で急に止まって戻るのは言語道断な話である。

もし、何か落としたのであれば、落とし物よりも後続のランナーに気を配らないと大きな玉突き事故にもなりかねない事も覚えておいてもらいたい。


それから、ドリンクエイドにて飲み物を求める爺さんに背中を付かれる事があったが、これも意地汚い事である。

その御歳でフルマラソンに参加される心意気は立派だが、ごちゃごちゃするドリンクエイドでは周囲への気配りもあってもらいたい。

ごちゃごちゃするドリンクエイドで「邪魔くせー」なんて言葉を吐きながらドリンクを手にする信じられない者も居た。

マラソン大会にエントリーする者は、大抵がスポーツマン精神を持った者が集まると思われるが、1万6千人も参加者が集まれば一部ではスポーツマン精神に反する者も含まれるだろう。

その一部の輩のためにかすみがうらマラソンのイメージが崩れるのは残念でもある。

来年以降も恒例イベントにしていきたいだけに、イメージを損ねるような大会にはなって欲しくない。

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