ラツィオの監督を勤めるシモーネ・インザーギの兄ピッポ・インザーギが、セリエA第21節でユベントス戦に臨む弟へエールを送った。


「ラツィオは奇跡を起こせるチーム。今季も驚異的なシーズンを送っているしね。ユヴェントス戦はおもしろいゲームになるんじゃないかな」
「ユヴェントスは前節、フィオレンティーナに敗れているし、この試合を落とせないプレッシャーがある。それに対して、ラツィオはこの試合で失うものはないし、平静にプレイできるはずだ。これは大きな利点だよ」

ピッポ兄はユベントスに在籍していた頃もあっただけに、弟想いの兄である。

ピッポ兄に顔立ちがそっくりな弟シモーネもユベントス戦に向けて意気込んでいる。

「ユヴェントスはホームでほぼ無敵状態だ。ただ、我々は勝利だけを目指している。ビッグクラブに土をつけてやりたいね」

2011年にユベントススタジアムが開場して以来、一度も勝った事がないスタジアムでシモーネ・ラツィオは負の歴史にピリオドを打とうとしている。

入場券は既に完売が発表されて満員のユベンティーノの中で試合を行う事になる。

イグアイン、ピャニッチを補強してスクデット前人未踏の6連覇は当たり前とされる巨大な要塞に臆する事なく立ち向かえるか...?

ラツィオのファーガソンを目指すというシモーネ・インザーギ監督。

「私はラツィオのファーガソンになるのが夢なんだ。若かりしころにここへ来て、長らくプレイした。その後はユースチームも指導したね。何か深い縁を感じているよ」

ラツィオ指揮官としての情熱は申し分ない。

マンチェスター・ユナイテッドの監督を27年も勤めたファーガソンみたいになれるか...!?

敵地でのユベントス戦は試金石となるかもしれない。

ラツィオの歴史の中で誰もが成し得なかった27年という長期政権を実現させるには歴史に残る事の一つや二つはやらなければならないだろう。

ユベントススタジアムでシモーネの情熱を見せてもらおう。


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