
台風接近の影響で本日の甲子園伝統の一戦も一昨日に続いて観戦中止となった。
今回は、4試合の観戦予定だったが、一度の観戦で2試合流されたのは、10年前の2006年に続いて2度目の事だった。
因みに10年前も巨人戦だった。
屋外スタジアムである以上、雨のリスクが付いて回るのは仕方ない事でもある。
チケットを買った時点で雨で流されるリスクは、当然承知している。
なので、本当に雨が降っていて中止と決定したのであれば、それは諦めがつく。
本日の場合は、台風なので11時頃に決められたのは納得する。

しかし、雨も降ってないのに何故!?というような甲子園観戦を流された事が3回ほどあった。
チケットの売れ行きが悪いと流すと言うのは、聞いた事がある。
甲子園観戦を納得が行かない形で流された3度のうち1回は、それによるものだったが、そう言った考えは好きではない。
チケットの売れ行きが悪いのは、球団に問題があるからだろう。
観戦にスタジアムまで訪れる者の中には遠方からお金をかけてくる者もいる。
近くに住む者でも観戦を楽しみにしていた子供だっている。
チームが弱くてもスタジアムまで訪れるファンを大切にする考えがあっても良いのではないか!
一昨年のウル虎の夏でも、訳の解らない中止があった。
ウル虎の夏 臭すぎる中止 | トーマス&バルルの部屋
http://s.ameblo.jp/tomas1223/entry-11903782822.html
詳細は当時の記事に譲るとして、当時の記事で触れなかった事では、観戦予定だったウル虎の夏前日に兵庫県警本部と甲子園警察署に甲子園爆破予告の脅迫文が届けられたという。
結局はハッタリで、その者は後に逮捕されたらしい。
雨天及びグランドコンディション不良という発表だったが、今考えれば、その爆破予告脅迫文に混乱していた事が伺える。
そして、一昨日の中止も何がなんだか訳が解らないものだった。
雨天中止という発表だが、昨日よりも、ずっと開催可能な天候だった事は間違いない。
三連休初日でチケットも完売。
チーム状態や先発投手不足で流す事もあるというが、それだって消化試合なのだから、今さらって感じだろう。
中止が決まった時の予報は確かに良いものではなかったが、天気予報なんて外れる事もある。
もし、予報だけで決めたとしたら、余りに単細胞な決断だった。
ただ、2年前にウル虎の夏を流された時は、甲子園爆破予告があった事が公になったのは、脅迫文が警察署に届けられてから一週間後の事だった。
もしかしたら、一昨日の甲子園でも球場スタッフを混乱に陥れる何かがあったのかもしれない。
もし、何事もなくて本当に天気予報だけで決めたのであれば、「それは責任者出てこい」状態だった。
3連戦の初戦という事を考えても簡単に決めてはならなかった。
観戦に訪れる者のためにも慎重に決めてもらいたい。


