巨|102 000 000|3
神|000 000 100|1

勝:田口2勝1敗0S
S:澤村3勝0敗9S
敗:メッセンジャー4勝2敗0S
HR:坂本ソロ9号
巨:田口-マシソン-澤村
神:メッセンジャー-ドリス



キャンプの時から「もめるだろう」と言っていた金本監督が、セで初めてコリジョンルールの判定に泣かされた。

3回表T0-1G二死2塁、脇谷のセンター前ヒットで2塁走者の小林が本塁へ突入。

大和からの好返球で、一度はタッチアウトと判定された。

ところが、3塁ベンチから高橋由伸監督が抗議に出てきてビデオ判定となった。

繰返し流されるVTRを見ても原口はベースの後ろからミットを差し出してタッチしているので、ブロックはしていなかった。

コリジョンを避ける為に身を引いてもいた。

左膝は降りていたが、捕球動作の中でのものなのでコリジョンには触れない。(そもそもベースは空けている)



判定が覆る事はないと思われたが、まさかのコリジョンルール適用で本塁生還が認められた。

当然、金本監督が飛び出して猛抗議。


「(原口は)バウンドを合わせただけだし、ベースはガラ空き。あれがコリジョンと言われたら」by 金本監督


今後もコリジョンルールを巡って同じような光景が繰り返されそう...。


コリジョンルールにより2失点を喫したのが負けに繋がった事はあるが、攻撃に目を向ければ7回裏、1点を返した後で無死満塁のチャンスで押し切れなかったのが悔やまれる。

6回表と7回表に巨人の攻撃でも拙攻があった後だけに、流れを逃した事が痛かった。


1991年以来となる甲子園クラシコ初戦から4戦未勝利。

前半戦最後の甲子園クラシコは後味の悪いものとなったが、後半で借りを返してもらいたい。