
僅かに届かなかった、かすみがうらマラソンのサブフォー。
何が足りなかったのか...。
5㎞毎に刻んだラップタイムを元に考察していきたいと思う。
5㎞毎のラップタイムは、以下の通り。
5㎞ 0:29:25 29:26
10㎞ 0:57:09 27:44
15㎞ 1:24:15 27:06
20㎞ 1:54:54 30:39
25㎞ 2:23:20 28:26
30㎞ 2:51:58 28:38
35㎞ 3:20:51 28:53
40㎞ 3:49:54 29:03
ハーフ 2:00:52
当初から練っていたプラン通り、序盤から積極的なレース運びで、ハーフ通過タイムはベストタイムを更新した昨年よりも15分速いタイムで行った。
後半は足のがたつきも有って、レース中は前半の積極策の影響が出ているように思えた。
しかし、ハーフ毎に刻んだタイムを見ると前半が2:00:52に対して、後半は2:00:28であり、後半の方が僅かだが上回っている。
よって積極策に出た前半のラップは若干オーバー気味だったかもしれないが、間違ったペース配分とも言えなかった。
では、何処に問題が有ったのか...。
5㎞毎のラップタイムに目を向けると、15㎞~20㎞の30:39が目立っているのが解る。
ここでは、何が起きていたのか...。
かすみがうらマラソンのコース形態は、前半にアップダウンが有って、15㎞~20㎞にも嫌な坂が有る。

ここの地点を走行している時には、日も照っていて、まだ序盤、野球では3回裏が終わり、4回表を向かえる頃だと思われるが、体力が消耗している感覚はあった。
前半にしては辛い時間帯だったが、サブフォーに足りなかったのが1分21秒だった事を思えば、ここで、もう少し踏ん張れなかったのが悔やまれる。
かすみがうらマラソンの攻略ポイントは、アップダウンの有る前半はエネルギーを温存して、フラットになる後半が勝負と言われている。
今年のかすみがうらマラソンは、昨年までと違って前半からアグレッシブに攻めたが、サブフォーを狙うには、今年くらいのラップタイムを刻んでおきたい。
今年のかすみがうらマラソンは、雨は味方してくれたが、悪魔のような向かい風は不運だった。
向かい風が追い風であれば...と考えたくなるほどの接戦だっただけに悔やまれるが、天候だけに、こればかりはどうしようもない。
でも、遠い存在だったサブフォーが、手の届く所まで来た事も確かである。
今度は、及ばなかった1分21秒を埋めて、悲願達成に向けて進まなければならない。